2020年03月18日
ボブの高指名率を誇る、JEWIL 佐藤優真が解説!お客様も満足する“どこから見ても可愛いボブ”の作り方
今回は、2020年3月17日に放送された
「JEWIL 佐藤優真 リターン率80%overを叶える!絶対に可愛いボブの黄金ライン」
の様子を佐藤真央子がダイジェストでお届けいたします。
カットラインで美しいシルエットを叶える、今や定番人気のボブ。
だからこそ、お客様1人1人に似合わせたボブを提供したいもの。
今回は、ボブ指名90%を誇るJEWILの佐藤優真先生を迎え、実際のサロンワークに沿って“どこから見ても可愛いボブ”を徹底解説。
お客様の要望やイメージに応え、自信を持って提供できるボブのスキルを身につけて、スキルアップを目指します。
お客様の満足度を高め、指名率・リピート率を高めるボブを学んでいきます。
1. セミナーチャート
・ハサミの角度で作るウェイトコントロール
・重さがありながら、収まりの良いセニングの入れ方
・お客様がご自身でも扱いやすいボブカット
・横スタイルで指名を取れるインスタの作り方
2.《徹底解説》可愛いを叶える黄金ボブ〜【ブロッキング編】
お客様の髪質やイメージに合わせてボブのデザインを決めて、カットの前にブロッキングを行います。
佐藤先生のボブ作りは、このブロッキングがカギで《5セクションのブロッキング》が基本です。
◎今回のモデルの場合
《特徴》
・セニングなし
・毛量多め
・直毛で、特に前髪部分が落ちやすい
・2年ぶりにカットするロング
→今回は、《縦感を強調するようにあご下3cmの長さ》《前下がり15度》の前下がりボブに仕上げていきます。
3.《徹底解説》可愛いを叶える黄金ボブ〜【カット編】
《5セクションのブロッキング》方法に倣って、ベースを作っていきます。
ポイント:うぶ毛を処理
ヘムラインから出ているうぶ毛を取って収まりの良い状態を作り、ボブのラインをイメージしやすいようにします。
ポイント:髪の落ちる部分でカット
クロスシェープで髪を整え、ノーテンションでインナーグラを入れていきます。
ポイント:ウェットカット
ドライで完成させることを意識して、ほとんどのカットはウェットの状態で行います。
自分がカットしたい部分を目で捉え確認しながら指でしっかりと絞ることが、佐藤先生ならではの大切なカットポイントです。
4.《徹底解説》可愛いを叶える黄金ボブ〜【セニング&ブロー編】
ドライ後に仕上げるトップや前髪は残し、70%程度の仕上がりをウェットの状態で作っていきます。
セニングの入れ方によって、トレンド感のないひと昔前のスタイルになってしまうことも。
セクションごとにセニングの入れ方を変えて、収まりの良い量感とシルエットを作っていきます。
ポイント:ミドルゾーン
トップ・ミドル・アンダーの3セクション分けた際、根元の量感を意識したミドル部分のセニングが重要に。
全体にセニングを入れ終えたらドライ&ブロー。アフターカットの仕上がりにも影響するのでポイントを押さえ綺麗に整えていきます。
ポイント:ハンドドライ
後ろに向かって風を当て、根元にボリューム感を作りふんわり仕立てに。ハチ部分は上に引き、首まわりは締めるようにして乾かします。
ポイント:ブロー
ハンドドライで全体を乾かしたら、トップにボリュームを出すようにブロー。ブロッキングをせずに、全体を下からブローします。
ブローを終えたら、残っている角をチェックしながら前髪部分を整え、再び全体にセニングを入れていきます。
ポイント:ブロッキング
ドライ後にはダッカールを使わずにブロッキングし、跡を作らないようにします。
ポイント:インラインから入れる
量感をコントロールでき収まりが良くなりつつも、自然な重みを演出することができます。
お客様からも「乾かしやすい」「厚みがあるのに軽い」と反響が多い佐藤先生のボブは、“セニングの入れ方”がカギのようです。
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