2021年07月08日
現代人の骨格が丸裸!?三瓶大志先生に学ぶ“今”有効的なカット技法
日本人の平均寿命は85歳を越え、超高齢化社会。
当たり前ではありますが、世代によってライフスタイルや常識は大きく違っております。
流行り廃りも時代によって様々。
その“流行”自体は、どのように築かれていったのでしょう?・・・
我々、理美容師が追い求めるヘアスタイルのトレンド。
誰かが“流行”を作り出したのか・・・
それとも、流行るべくして流行ったのか・・・
その見解に関して、
“骨格の変化”という独自の視点からから紐解き
現代のヘアスタイルに落とし込んだ先生がいます。
HAIRCAMP 初登場 三瓶大志先生です!!
今回は2021年7月6日に放送された
Saint-Honore 三瓶大志の真・解体新書 ~ 現代人の骨格の変化へのアプローチ ~
の様子をダイジェストでお届け致します。
解体新書で有名な、本家本元の杉田玄白さんを画像検索すると、
「髪は無かったのか、、、、」と少し残念に思っておりました。
どうも綴りストこと、Sugaです。
さて今回のカットセミナーは、一味違う角度からご教授いただけます!
三瓶先生と言えば、巷では“ベーシック野郎”という名を轟かせているほど
とにかくベーシックカットを大事にされております。
そのベーシック自体、時代に合わせて変化を要しているのだと
三瓶先生は警笛を鳴らされます。
というわけでこんな方へオススメです
・トレンドに合わせたカット方法を学びたい方
・令和3年のベーシックカットについて学びたい方
・現代人の骨格の秘密を知りたい方
・現代人に合わせた似合わせるための考え方、バランスを知りたい方
・自身のカット方法を理論化したい方
骨格や髪質について、もう一歩理解を深めてみませんか?
きっと自身の技術の深みも増し、お客様の満足度へも繋がるはずです。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・骨格の変化について
・量感、質感調整のコツ
・骨格から読み取る似合わせの理論
・再現性の高いカット方法
2. 現代人の骨格
令和3年の1日=江戸時代365日
驚かれる方も多いかと思いますが、これは“情報量”を表したものです。
今お手持ちのパソコンやスマートフォンから得られるそれらは、
もはや江戸時代の1年分。
日常には欠かせない存在になっております。
逆を言うと、
それだけ画面をみていることにも繋がります。
特に、スマートフォンの普及。
これが“骨格の変化”に大きく関わっていると三瓶先生は仰います。
・画面を見る姿勢、及び時間
・咀嚼筋の使い方
色んなことが重なり、骨格が動いているのです。
すなわち、
その骨格に似合わせるためのデザインも、少しづつ変化を要してくるのです。
3. 骨格と髪質とトレンドの関係性
今流行りのヘアスタイルは、どうして流行っているのか?
三瓶先生曰く、現代人の骨格に似合うヘアスタイル(似合うべくして似合った)だからこそ、
生まれてきたトレンドであると仰います。
現代人の可愛い、素敵と思われる感覚と
昭和時代の可愛い、素敵は当然違って来ます。
平均身長も然り、顔全体もアゴも頭も小さい。
どちらかというと、欧米寄りな方もいらっしゃるように思います。
ただ、髪質は欧米諸国の方と比べると、太めで毛量もある人も多い。
一概には言えないが、デザインも制限される部分もある。
と言うことは、似合う髪型を追求していくと
これから流行るであろうデザインも見えてくると三瓶先生は仰います。
4. 似合わせの考え方
ここで、現代人の骨格をもっと紐解いてみます。
顔の形云々、似合わせるバランスは“ひし形”を目指します。
三瓶先生は受講生にわかりやすく、
“〇〇パンマン理論”で解説してくださいました。
すなわち、あんぱん(丸顔)or食パン(四角)orカレーパン(ひし形風)
どれであるか。
ここの考え方が重要であると三瓶先生は仰います。
デザインの考え方が全て詰まったお話。
ぜひ本編にてご確認ください。
5. ベースカット
今回は、流行りのショートボブを目指してカットをスタート。
なぜショートボブが流行っているのか?
この辺りの話も実に面白い!
ストレートネックからの“頚椎の位置”の兼ね合い。
必然的な現象で流行が生まれている可能性があると説明をしてくださいました。
これぞ解体新書と言わんばかりの骨格への理解。
技術に深みが増します!
カットはやり方ではなく、考え方がとても重要であると三瓶先生は仰います。
横スライスなのか縦スライスなのか。バイアスで取るべきなのか。。。
まずは、自分がどういったゴールを見据えてるか。
そこを明確にする必要があります。
手段と目的の把握が必要です!
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