2022年06月08日
切り方にもう迷わない- ショートスタイルをコンプリート!
5. ハンサムショート
住吉さんが提唱するハンサムショートの定義は
“アンダーセクションとオーバーセクション、2セクションで切り方にメリハリをつける”
というもの。
前髪が長くて、なんとなくカッコいいからハンサムショート→ではあまりにも曖昧です。
勘違いしないでいただきたいのが、“ディスコネクション”と同じではないという点。
アンダーとオーバー、繋げてもいいけど切り方が違う!ここがポイントです!
アンダーセクションは絞って切り進め、
オーバーセクションはデザインポイントを明確にしていきます。
つまり、デザインを作る上でのポイントとなる“ハンサムライン”はしっかりと決めます。
それと勘違いしがちなのが、
ハンサムショートは前下がりではないということ。
ここも読み取れない落とし穴になります。
前下がりだと、フォワードに髪が流れてしまいがちになりますが
ハンサムショートは基本リバースに流したいところ。
つまり、ハンサムショートを切るときは“平行なスライス”で切ることがポイントになります!
しっかりと平行に切ることで、特にアイロンで頑張らなくても
自然に手ぐしで後ろに流れていきます。
6. ミセスショート
ミセス世代のショートをしっかりと切れている人が圧倒的に少ない!と住吉先生。
当然、若い世代のショートをミセスにデザインしたところで
似合わないことが多いでしょう。
世代に合わせてのデザインを言語化できるか否か。
ここが重要になってきます。
それは、キャリア問わず全美容師に言えること。
ミセス世代ショートの特徴は
・オーバーセクションは(トップ)はふわっと
・ミドルセクション(中間)は丸く
・アンダーは引き締めて
お顔のリフトダウンだったりがある中で、どうデザインを乗せていくか?
切り方が理解できない若年美容師
切れているけど、最近の“映えるスタイル”の方は疎いキャリアのある美容師
“ミセスな要素”と“映える要素”をミックスさせ
“素敵なバランスのミセスショート”を作るための秘訣を、事細かに解説していただきました!
全美容師、必見です!
7. さいごに
実はセミナー内では、インナーカラーをしたショートの切り方も伝授してくださいました。
カラーとカットの多様性に適応するための理論も、とても分かりやすかったです。
さて、今回のセミナーを振り返ると
やはり“シンプルで分かりやすい”理論だなと実感いたします。
一見難しそうに見えるデザインも、紐解いていくと結局シンプル。
これはスタイルの読み取りもそうですし、スピードに直結しますよね。
そして何より、シンプルを極めると“クオリティも研ぎ澄まされる”。
住吉先生ご自身が、感じられているそうです。
明日から直ぐに実践できる理論が目白押し!
ぜひ、多くのショートが苦手な人に届いて欲しいセミナーでした!
住吉先生、本日もありがとうございました!
8. 動画の一部を公開
9. ヘアキャンプでは
ヘアキャンプはサロンの教育カリキュラムとしても多数導入いただいております。
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是非体験してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
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