2021年09月29日

前髪のあるスタイルから作るハンサムショートとSNS時代の勝ち抜き方戦略徹底解説!

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こんにちは!ライターの秋山です!最近食欲が止まりません。
気づけば食欲の秋です。2017年の秋からずっと食欲が止まらないのは食欲の秋のせいですよね?ロングラン過ぎてびっくりです。

 

さて!本日のセミナーは

 

「Lond Bloom 津賀雅也 ─ 最新技術!大人ハンサムショートカットを公開!」

 

ということで、近年女性人気が高まっているショートスタイルです。

 

その中でもハンサムショートということで、女性像の中でもクールやカッコ良い印象のショートをテーマに勉強していきます!

 

ハンサムショートで難しいのが前髪のあるスタイルです。どうしても前髪は伸ばしていきましょう!と提案してしまいがちですが、今日は前髪のあるモデルをカッコ良いハンサムショートに仕上げて頂きます!
 
僭越ながらセミナーダイジェストを務めさせて頂きます。是非最後までお付き合い下さい!
 

 

 



 
《津賀雅也先生とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑️こんなことが学べます
・失敗する原因と感覚で切らない理論のショートカット
・テイスト選定の仕方
・後輩教育で使える技術
・デザインカラーとの組み合わせ
・新規集客の方法【最新】

 
 
 

2.モデルBefore

 
 

 
 

まずはBeforeから。今回のモデルさんはショートボブで前髪有りのスタイルです。
冒頭でも触れましたが、前髪有りのスタイルはどうしても印象が「可愛い」に寄ってしまいやすいです。

 

その為、ハンサムショートのようなカッコ良いイメージに寄せるのは難しくなってきます。
また、ハイライトも入っている為むやみに軽くしていくとハイライトのデザインが消えてしまいます。

 

とは言え、丸みがあり重めのシルエットもまた「かわいい」印象に寄ってしまいます。
この2つの「可愛い」をどう「カッコ良い」に寄せていくかがキーポイントになりそうです!

 
 

3.ベースカット

 
 

 
 

ベースカットはウェットの状態で切っていきます。津賀先生はベースカットのほとんどをレザーで切っていきます。ネープから切り始めたと思ったらすぐにバックは終了。
 

分かりやすく理論的に解説しながらなのでもちろん置いていかれることはありませんがとてもスピーディーです。
営業ベースだと更に早いというから驚きです。
 
 

 
 

そして早速ベースカットのポイントとなるのが顔周りの切り方です。今回は正面から見てリップラインにもみあげがくるように設定します。
ネープやもみあげ位置のアウトラインの設定はハンサムショートを印象付ける大事なポイントの為切り過ぎないように慎重に設定します。

 

そしてトップのゾーンはシザーで切りレイヤーを入れていきます。トップにレイヤーを入れて動きをつけることでよりハンサムショートならではのシルエットになってきました。

 
 

 
 

表面重めでウェイト低めの丸みのあるシルエットは「可愛い」に寄るシルエットですから、その逆の動きがでる軽いシルエットにしていきます。

津賀先生のショートはこの目的と仕上がりに合わせたシザーとレザーの使い分けが大事なのだと思います。

その事についても解説して頂いています!ロジックを抑えて二刀流を使いこなしましょう!
 
 

4.ドライカット

ベースカットが終わればドライをして更にカットしていきます。ここでもレザーを使用していくのですが、津賀先生のこだわりが光ります。
 
ドライをしたら先程使ったレザーの刃は使わずに変えるそうです。そうすることでお客様の髪を傷めず、お客様の髪が引っかかって不快な思いをさせる事も避けます。
 
そこまでこだわることで沢山のお客様がリピートするのですね!
 
 

 
 
ドライカットのパートでは、ハイライトを活かす質感調整の仕方、アウトラインをよりシャープにくっきり残す切り方が注目ポイントだと思います。
 
まずはレザーで毛量や毛先の質感を整えていくと同時にハイライトデザインも活かしていきます。
 
ハイライトが入っている状態を動きのあるショートにしたいと思った時に、セニングでバンバン均一に軽くしてしまうとハイライトが見えづらくなってしまったりパサつきが目立ったりしてしまいます。
 
ですが、レザーの場合だと狙った場所を軽くできます。つまりハイライトの部分を外して毛量を調節したり、ハイライトを細くしたりすることができるのです。
 
今回は、後でカットをする事を見込んで太めにハイライトを入れたそうです。
 
 

 
 
ネープやもみあげのアウトラインはしっかりと角を残すことで輪郭がくっきりと残り、顔周りや首周りに沿ってくれます。
 
そういった毛流れが「ハンサム感」、つまりカッコ良さを際立たせてくれるシルエットになるのです。
 
ドライカットでは最終的にセニングを少し使用しますが、毛量調節の意味よりも馴染ませの意味合いが強いと津賀先生はおっしゃってました。
 
 

 
 
ドライカットが終えた状態。この時点ですでに素敵です!表面に動きがありネープがしっかり切り込まれている為メリハリが出来カッコ良い雰囲気ですね!
 
ここら更にスタイリングすることで、よりメリハリが付きカッコ良く仕上がっていきます。

 
 
 

> 次のページでは完成スタイルと動画の一部を公開!

 
 

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