2021年12月22日
全世代対応型ゆとりショート&超高難易度バッサリショートお客様のなりたいを叶えるショート徹底して解説!
こんにちは!ライターの秋山です!
今年のヘアキャンプセミナーも残りあとわずかとなりました。今年も沢山学ばせて頂きましたが、まだ終わりじゃありません!
本日は
「nex 村田 勝利 ─ 超鉄板!いつまでも求め続けられるショート2パターン」
のセミナーダイジェストをお送り致します!
ショートの匠である村田先生に超鉄板スタイルを伝授して頂きます!
ショートスタイル人気がずっと続いている事は、皆様ご存知かと思います。ショート専門とまでいかなくとも、やはり外せないスタイルです。
そんなオーダー急上昇中のショートスタイルの定番を身につけて、お客様のバッサリ切りたい!に答えられるように準備をしましょう!
それでは早速本編へどうぞ!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・髪質に合った質感調整
・失敗しないウェイトの設定の仕方
・縮毛矯正履歴へのショートカット
・昔と今のスタイル作りの違い
2. 1人目モデル〜ベースカット〜
まずはBeforeから。前回もショートで恐らくレザーで切ったのではないか、と推測する村田先生。
ストレートの方に根元からレザーを入れると伸びてきた時にハネやすい箇所が出てくるのだそうです。
1人目の仕上がりは、丸みのあるゆとりショートを目指します。
先程のような梳かれ過ぎてしまった箇所をどう馴染ませ、まとまり良くするのか。
ウェイトの設定はどう考えて設定するのか。この辺りが重要なポイントになりそうです!
まずベースを切り始める前に気をつけなればならないのが「アゴラインの角度」だそうです。
アゴラインの角度がウェイトを決める上で大事なポイントになる為しっかりと確認しましょう!
アゴの位置よりもバックのウェイトが高ければくびれショートになりますし、低ければよりボブっぽくなります。
今回はその中間である丸みショートの為、アゴの位置と同じくらいに設定します。
丸みショートを切る上でもう一つ注意点があります。
丸みを出す為にはウェイトを残さなければならない為、ベースカットの時点では削ぎを想定して長めに切る必要があります。
そして他のスタイルにも活かせる汎用性の高いネープからのグラデーションの入れ方が、ゆとりショート最大のポイントになります。
百聞は一見にしかず。本編で是非見てほしいですね!
村田先生自身何度も丸みのあるショートをセミナーで伝えて頂いておりますが、今までと違う所はグラデーションの入れ方なんだそうです。
他にも骨格に合わせたサイドとバックの繋ぎ方や前髪の作り方などトレンドを含めて教えて頂きました!
3. 1人目モデル〜ドライカット〜
ドライした状態が既に綺麗なシルエットですよね!ドライカットをして更にバランス良く仕上げていきます。
耳後ろの位置まではネープとして考えたセクション取りをして、アンダーの厚みから取っていきます。
セニングカットもパネルに対して色で見て毛量を合わせていきます。
毛量を取る際は10%のセニングシザーで丁寧に梳いていく村田先生。セニングだけでも見る価値ありです!
シザーやスライドカット、チョップカットなどで質感を整えていきます。
村田先生が「乱雑にカットするのではなく、一つ一つのカットに意味を込めて切っていくことが、最短で綺麗なショートを作るコツ」だと仰っていたのがとても心に刺さりました。
スライドカットに慣れない方は是非見て頂きたいです!どこにシザーを入れるかや、開閉の仕方まで基礎的な部分から教えて頂いております。
4. 1人目モデル〜スタイリング〜
いよいよ仕上げです!既にカットで充分に手をかけ、こだわりを積み重ねて作ってきました。
その分仕上げのスタイリングは難しい事はせず、極力簡単に仕上げます。
カットも作り込み、仕上げまでも作り込み過ぎてしまうとデザインが固くなり過ぎてしまうため、仕上げはラフに抜け感を作って仕上げます。
仕上がりはこちらです!とても綺麗なシルエットですね!
ウェイトの位置が絶妙です。ゆとりショートの肝はこのバックの重さと軽さのバランスです。
動画対策用で正面からも良く見えるセットの仕方も必見です!
5. 2人目モデル〜ベースカット〜
2人目は縮毛矯正の履歴があり根元5センチくらいが地毛でクセがある状態です。このモデルさんを、バッサリとマッシュレイヤーショートにします。
これ以上短くしたら広がってしまったり、もっと癖が出てしまいそうで非常に難しい髪質です。
まずはサイドから切り始めます。
ハチ下はボリュームが出ないように、ディスコネクションでしっかりと切り込みます。このスタイル一つ目のポイントになります。
オーバーの長さは頬骨を基準に長さ設定をします。
バックの長さも表面のアウトラインと繋げて切っていきます。
このウェイトの位置を決めるのはどれくらい量を取るのか、どのようにスタイリングするかで変わってくるそうです。
ポイント2つ目が表面のレイヤー感です。この後ボリューム取ることを想定して切っていきます。
広がりやすい髪質のベースカットでは色々なバランスが重要になってくるのですが、ここは本編で確認してください!
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