2021年06月02日
Qilt+LIM 仙頭 郁弥先生に学ぶ、質感から伝わるステキなパーマスタイルの創り方
「可愛い・・・」
と、思わず口にしてしまうスタイル。
SNS上でも、街を歩いていても、“惹かれるスタイル”にはどんな秘密があるのか。
そんな素敵なスタイルをいつも発信している巨匠、仙頭郁弥先生が
今回HAIRCAMPに初登場いたします。
2021年5月31日に放送された
Qilt+LIM 仙頭 郁弥 ─ 柔らかい質感を作るショートパーマ
の放送をダイジェストでお届けいたします。
こんにちは、綴りストことSugaです。
先日、大人の色気を取り入れようとパーマをかけました。
街を歩いていると誰もが振り返るヘアスタイルを手に入れたと、
意気揚々としているのは夢の中だけにしておきます。
さて、此度のセミナーではこんな方にオススメです。
・可愛い、素敵なスタイルを作りたい
・ショートスタイルが好きで、パーマを極めたい
・オシャレで映えるスタイルの作り方を知りたい
・トレンドや季節を加味したスタイリング方法を知りたい
仙頭先生の脳内にある感性とロジックを紐解くこのセミナー。
モデルは2名、
違うテーマのスタイルに、カットとパーマを施術するという
盛り沢山な内容でお届けしてくださいます。
アシスタントの方々を交え、
リアルなサロンワークでの施術の様子を知ることができます。
明日から使えるテクニックが目白押し。
セミナー受講後には、多くの方にパーマを推したくなってしまうことでしょう。
では早速、ワンランク上のスタイルの作り方に刮目してまいりましょう!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・シザーとレザーの使い分け
・似合わせのコツ
・スタイルに合わせたパーマの巻き方
・可愛い、オシャレなスタイルのポイント
・スタイリングの方法
・髪質に合わせた薬剤選定
・アシスタントとの連携について
2. ハンサムショート×カット
お一人目のモデルさん。
このボブの長さから、雰囲気MAXのハンサムショートに仕上げていきます。
ウェット状態で、
バックセクションからレザーを使いながら切り進めていきます。
“レザーなのかシザーなのか”
ここの疑問を持たれる方が多いかと思いますが、
仙頭先生はどっちでも良いと仰います。
そのお言葉の裏側には、
「道具は何にせよ、どういうスタイルを作りたいか?」
を大切にするという意図が隠れております。
行き着くゴールを意識できているか、そこが大事ということなんですね。
道具は手段であり、最終スタイルの目的が明確かどうか。
その上で最適化させているのであって、行き着く場所は同じと言えます。
ということを踏まえて見る仙頭先生の技術は、
一見、感覚的のように見えて
スタイルの可愛いを作るためのロジックが入念に盛り込まれております。
“だから可愛い”
そこに納得感の得られるカット技法、
ぜひ本編にてチェックしてみてください。
3. ハンサムショート×パーマ
軽さもしっかりと調整し、パーマに移ります。
実はモデルさんの毛髪には、ブリーチ履歴があるとのこと。
その上で、
・薬剤選定
・ロッド選定
・巻く際のテンションのかけ方
などに気をつけて対応していきます。
サロンワークと同様に、アシスタントと同時並行で巻き進めていきます。
パーマの巻き方で特に大事なのは
“毛先の厚み”と仙頭先生は仰います。
部位によって、自分のイメージした適正なカールを出すために繊細なコントロールが必要です。
・ボリュームを抑えたい部分
・逆に根本からボリュームを出したい部分
・毛先だけ緩やかにカールをつけて馴染ませたい部分
それぞれ適正な巻き方、テクニックをご披露いただいております。
必見です!
4. マッシュショート×カット
続いてのモデルさんはこちら。
あごラインのボブから、バッサリとマッシュショートにスタイルチャンジして行きます。
骨格はややハチ張り、髪質はやや軟毛。
仙頭先生とモデルさんは初対面。
その場で状態を把握しカットに入るのですが、生ライブならではの緊張感が漂います。
新規のお客様より
“おまかせで、とにかく可愛くしてください”
というシチュエーションですね。
(カメラを前に私は絶対やりたくない)
しかし、仙頭先生は迷いなく切り進めていきます。
それは先生の中で、ゴールが明確化されているからでしょう。
“似合わせのポイントはココ”
そこを知っていることで、的確に切り進めていくことが可能です。
あっという間にカットを終え、
パーマ前の状態でかなり素敵なスタイルに仕上がっています。
・スタイルのメリハリ
・質感の作り方
・毛流れの作り方
それぞれ計算してカットされており、圧巻のカットでした!
5. マッシュショート×パーマ
そしてパーマの工程に入ります。
パーマ自体、何も考えないで当てるとボリュームだけを増やす作業になってしまします。
それではデザインになりません。
カールを作り出すことでどう魅せていきたいか。
仙頭先生は、デザイナーとして
常にチャレンジ精神で取り組まれているように見受けられます。
その根底にあるのは
“楽しめているか”
・こうしたら可愛くなる
・こうしたら喜んでもらえる
・こうしたら先進的なデザインになる
ワクワクが生み出すスタイルだからこそ、
お客様の喜びに直結しているように感じます。
そうしたことを、
ワインディグ一つから読み取れるのは
真のアーティストだからなのかなと思いました。
- 1
- 2