2022年12月05日

【カリスマ美容師への道】カット超入門編!全てのスタイルを作る4つの切り口

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どうしたらカットが上手くなれるのか?
どんなカリスマ美容師でも、スタートは皆同じ。つまり基礎がとても大事になってきます。
 
一つ一つの基礎を地道に積み重ねた後に、大きな成果を生み出しています。
 
こちらの記事では、ヘアカットの入門編として“全てのスタイルを作る4つの切り口”について紹介していきます。
 
 

1. 4つの切り口を紹介

 
今流行りの韓国風スタイルや、くびれボブスタイルなど
どんなスタイルを作る上でも、根本は“4つの切り口”の繋がりでしかありません。
 
その切り口の繋がりをどう組み合わせていくか?そのアイデアでデザインが生まれます。
 
4つ切り口とは?
・ワンレングス
・グラデーション
・セイムレイヤー
・レイヤー

これらになります。その切り口を順番に紹介していきます。
 
 

ワンレングス

上から下までの長さが同じくらいの長さになっている状態です。
また、床に並行にしたときに切り口が45°の角度になります。
 
 

 
 
ワンレングスのスタイルの特徴として、
ラインがまっすぐになる為オシャレで大人っぽさを演出してくれます。
またライン感を残すことから、クールでカッコいいスタイルに憧れる方におススメ。
 
内に入るスタイルも、外に跳ねるスタイルも、長さによって自由にコントロールできるので色んなお客様に提案しやすい切り方になります。
 
 

グラデーション

下の毛の長さが短く切られていて上の長さが長くなっている状態。
また、どこを引き出しても必ず上の毛が長くなる状態をいいます。
 
 

 
 
グラデーションカットは主にショートヘアやボブヘアに使われる事が多いです。
髪にあまり大きな段差がつかないため、ボリュームと丸みのある印象に
そのため、優しい女性らしいイメージをつくることができます。
 
 

セイムレイヤー

全ての長さが同じに切られている状態。
また、どこに引き出しても必ず全ての長さが同じになる状態をいいます。
 
 

 
 
頭なりに全て同じ長さということは、自然と段差ができるスタイルとなります。
ショートからロングまで、長さに合わせてコントロールする事で、様々なヘアスタイルに応用可能。
そして頭の丸みに添って、ヘア全体にも丸みを帯びた柔らかい印象が出るので、髪質が硬くて太いと悩んでいる人に合わせられます
男女問わず、幅広く使えるカットです。
 
 

レイヤー

下の毛が長く上の毛が短く切られている状態。
また、どこに引き出しても必ず全ての上の長さが短くなる状態をいいます。
 
 

 
 
レイヤーカットにすることで、毛先が軽くなり髪に動きがでます。
段差は、高めの位置と低めの位置どちらから入れるのかによって、また違ったイメージをつくりだすことが可能に。
顔わまりに髪を残した小顔効果や、
カールをつけることでエアリー感のあるスタイルも提案することが出来ます。
スタイリングの幅に広がりを持たせるカットになります。
 
 

2. 特殊な切り口、コーンケープとコンベックス

4つの切り口からの派生で、より骨格に合わせて切りたい時に使える方法があります。
 
・コンケープ
ディスコネクションや2セクション、3セクションのカットやフォルムコントロールの際に使える方法です。
シルエットにメリハリをつける時に使っていきます。
 
・コンベックス
骨格補正やフォルムコントロールの際に使える方法です。
トップなどで用いることが多い方法です。
ソフトモヒカンなどを切るときに必要になる考え方です。
 
 

 
 
この2種類の切り方は、セニングの際に多く用いられることがあります。
 
 

3. まとめ

カットは切り口によってさまざまに効果が違って表れます。
どのスタイルでどのように用いられているか理解するとともに、的確に切れるようにしっかり練習が必要になってきます。
 
この切り口の理解が出来ていないと、どのスタイルを切る上でも曖昧なデザインになってしまいます。
スピードもクオリティも上達していきたいと思うならば、基礎中の基礎から頭に入れておきましょう。
 
この地道な努力こそカリスマへの最短ルートになります!
 
よりベーシックカットを極めていきたい方は、HAIRCAMP SCHOOL内の「ベーシックカット」にて枝村先生が詳しく解説してくださっております!是非チェックしてみてください。
 
 
 



 
 

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