2021年02月04日
体温が一度上がる。HappyになれるSAKURA先生のノンブローカット
一昨日は節分、そして昨日は立春でした。
こんにちは、詩歌です。
徐々に梅の花も開き始め日々春の訪れを感じます。
梅の次は桜ですね!
さて今回は2021年02月02日に放送された
「Cocoon SAKURA ─ 骨格、髪質、毛流からお客様の悩みを分析。「やりやすい!」と感じてもらえるカットを習得しよう。」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
実は私事ながら、SAKURA先生のお洋服やメイク、そしてその明朗快活なキャラクターが大好きで、いつもセミナーを楽しみにしております。
SAKURA先生の存在を、ひいてはノンブローカットの存在を知ったのもヘアキャンプのセミナーがきっかけでした。
僭越ながら沢山のセミナーの取材をさせて頂く私ですが、SAKURA先生のカットセミナーの好きなところは、カット後セミナーモデルさんの表情がパッと明るくなるところです。
テクニックについて説明するだけに留まらず、持ち前の親しみやすさと明るさで、このセミナーに関わる全ての人をハッピーにしてしまうSAKURA先生。
そのハッピーを、普段は毎日お客様と共有しているのだと思うと、「私もこんな技術者になりたい!」と思うのに時間はかかりません。
ヘアキャンプ第3回目となる今回のセミナーでは、実際のカットの中身はもちろん、Cocoonの提唱するノンブローカットの考え方に、焦点を当てて教えていただきます。
お客様に「変わりましたね!」を自信いっぱいに伝えられる、そしてお客様が「変わりました!」と笑顔になれるカットがここに詰まっています!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
カットにおいて考えること
スタイリングのコツ
スピード感のあるカット
素材を見極める方法
2. カウンセリングで心がけること
長かった髪を3ヶ月前にバッサリ切ったという今日のモデルさん。
私だったらまず毛流れを見て、触ってみてカウンセリングを始めるだろうなと思ったところでSAKURA先生のアドバイスがグサッと心に刺さりました。
「彼女(サイドの毛を)いつも耳にかけてるんです。重たいのかなあ?」
なるほど、そう言うところを見ているのか!!と、まさに目から鱗でした。
前のスタイリストさんのカットを見て、そのスタイリストさんの気持ちも汲みながら、さらにモデルさんのふとした仕草も見逃さないSAKURA先生。
その仕事っぷりを見ているとエスパーなのかな?なんて思ってしまいます。
実はそんなところもカウンセリングにおいて大事なポイントで、お客様がご来店した時の印象をまずは把握しておく事が大事だそうです。
ノンブローカットは立体を理解したカットなので、素材を見極めてお客様それぞれに本当に似合うスタイルを提案できます。
お客様は今日髪を切りたいのか、これから伸ばしたいのか、それとも現状を維持したいのか。
またそれぞれの希望に対して、どんな可能性があるのか、お客様は何を思ってその選択をしたのか、お客様と一緒に気持ちをクリアにしていきます。
そうしてお客様の希望を聞くことはもちろん、カウンセリングでは美容師が「どんな風にお客様を可愛くしてあげたいか」と言うビジョンを明確にもっておくこともとても大事だそうです。
3. ベースカット
ほんの5分〜15分ほどで終わってしまうSAKURA先生のベースカット。
セミナー内でもどんどん切り進めていかれて、本当にあっという間に終わってしまいました。
そのベース(ウエット)カットの早さは、お客様の骨の位置や顔のバランスを正しく分析できているからこそ。
経験があるからこそできる部分もありますが、このウエットカットこそがSAKURA先生のノンブローカットを支えているそうです。
さらにはお客様が一番「気になって」いるところからカットしていくことで、その変化を一緒に楽しむことができます。
今回はなんと、トップでもネープでもないこんなところからカットしていきます。
どうしてここから?と思いますよね。
私も思いました(笑)
レザーを、そしてハサミを入れるたびに髪がどうなるのかを想像して切ります。
こうなっちゃった〜じゃなくて、ここを切るとどこに影響するのか。
それを切る度に毎回予測することでその経験が蓄積されて自分だけのカットノウハウをデータ化することができるそうです。
4. ドライカット
あっという間に切れてしまったベースカットはあっという間に乾いて、本当に乾かしただけですっかり可愛く仕上がりました!
ほんの一工夫で垢抜けるショートカットの乾かし方は、それはもう今夜から全てのショートカットの人に実践してもらいたいし、乾かしながらもお客様の悩みや心配を期待に変えていく接客はまさにSAKURA先生ならではで拝見していてワクワクします。
乾かしてからはベースカットを更に磨き上げるために毛先や量を調整します。
調整といってもボカすわけではないので、今回はセニングシザーなしでのドライカットになりました。
彫刻を掘るように、毛束をひと束ずつすくっては切り、すくっては切るSAKURA先生のドライカットは、何度見ても難しく、そして同時にとても真似したくなる技でもあります。
初めて見た時は感動してウイッグの毛束を摘んで切って切り落としてしまったのは良い思い出…。
こんなにも画期的なノンブローカットなので、少しずつでも取り入れてお仕事に活かしていけると最高ですよね。
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