2022年06月06日
カットの迷宮から脱出しよう!単純明快な基礎理論と9つのパターンで髪もデザインも思いのままに!!
こんにちは!ライターの秋山です!
最近リュックに大切な物を詰めて枕元に置くというのが三男のブームです。
先日はフルーツグラノーラ1袋とスプーンが入っていました。牛乳をいれなかったことを褒めたいです。
さて今回は、2022年5月30日放送された
THE DAY おかっち ─ カットの”いろは”【髪の操作】を理解しよう!〜普遍的な基礎を抑えよう〜
のセミナーダイジェストをお送り致します。
カットをする上で欠かせない髪の操作。
後ろに髪を引いたり、少しずつ上げて切ったりという行為を、いつも″なんとなく″していませんか?
何故その操作が必要なのか?
イメージ通りのスタイルにするにはどんな操作をすればいいのか?
おかっち先生考案のカット理論を理解すればそんな疑問もスパッと解決!
自分の思い通りに髪を操作し自由自在にカットができるようになります。
【こんな方におすすめ】
・カットを勉強中またはこれから勉強する
・自分のカットを説明できない
・カットの技術教育者
・改めて基礎から学び整理したい
それでは早速ダイジェストをご覧ください。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・教育に使えるカット技術の言語化
・髪のパネルコントロールのノウハウ
・基礎理論をもとにスタイルカットする考え方
2. 2つの操作の基礎理論
最初に髪の操作における基礎理論を解説して頂きました。
おかっち先生は「髪の操作には2種類しかない」と断言します。
オーバーダイレクションとエレベーションです。
おかっち先生はこうも続けます。
「この2種類の操作を何の為にするのか理解していますか?説明はできますか?」
オーバーダイレクションは「形」をコントロールする為の操作。
エレベーションとは「段」をコントロールする操作です。
おかっち先生は、「形」を丸、三角、四角に、
「段」をライン、グラデーション、レイヤーに分けて解説してくれます。
それぞれどうしたらその形や角度になるのかを改めて言語化して頂くことで、より深く理解できます!
3. 2つの操作の組み合わせ9パターン
オーバーダイレクションの操作でできた3つの「形」と、エレベーションの操作で生まれた3つの「段」を組み合わせると、全てのスタイルの構成が理解できる。
それがおかっち先生考案の、今回核となる理論です。
この9パターンがカットの迷宮に陥らない為のコンパスになってくれるに違いない。
ここからウィッグで実際にカットしながら解説して頂きます!
4. ウィッグカット展示
今回ウィッグの最終的な仕上がりイメージがこちらになります。
このスタイルの中には、おかっち先生の9つの組み合わせのうち、4つが存在しています。
画像からこのパターンが必要そうだなと決めるには見抜く力が必要になります。
スタイルの見抜き方についてはおかっち先生の過去のセミナーでしっかり解説していただいてるのでぜひご覧ください。
おかっち先生はこのスタイルから、前上がりのライン、前下がりのグラデーション、前上がりのグラデーション、前上がりのレイヤーを見抜きました。
それぞれの動作の注意点を意識しながら、自分が今どこをなんのために切っているのか唱えながらハサミを進めていきます。
ラインならノーテンション、落ちる位置 ─
グラデーションは積み上げていくイメージ ─
レイヤーなら頭の角度に対して何度か ─
唱えることで自分が何をしているのか見失わずに進めることができます。
もちろんお客様を切るときは心の中で!
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