2021年10月20日
ウルフが切れるようになる!骨格、髪質に合わせたショートウルフ。
こんにちは、ユーガです!
早速ですが、今回は
KATE 木下 公貴 ─ 人と差がつくショートウルフ
の様子をダイジェストでお送りしていきます!
ショートやショートボブのスタイルが流行り、夏の間にバッサリ切られた方も多かったのではないでしょうか?
そろそろ季節も変わり、お客様も髪型に変化をつけたい頃ですよね!
そんな時にショートウルフを提案することができたら、スタイルの幅やオシャレ度がアップすること間違いなしではないでしょうか?
ウルフのスタイルは、なかなか切る機会も多くないスタイルだと思うので、苦手な方や、切り方がわからない方も多いと思います。
今回は、しっかりと理論立ててカットを解説頂きますので、このセミナーを見ればショートウルフが理解できること間違いなしです!
講師の木下先生は、オンラインサロンやInstagramでもカットを発信されている、お客様からも美容師さんからも支持が厚い先生です。
抜群のセンスと計算されたカットから生み出されるスタイルは必見ですよ!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ウルフカットの切り方
・髪質による、切り方の違い
・スタイリング、撮影方法
2.モデルビフォー、解説
まずは、今回のモデルさんのBeforeから。
まさに、ショートからのびた感じの状態です。
また、癖毛で猫毛なモデルさん。木下先生も美容師的にはデザインしやすい髪質と仰っていました。
しかし、ドライするとウエイトが上がりやすそうですしセニングしすぎるとまとまらなくなりそう…。
ここからどのようにカッコいいショートウルフになるのか楽しみですね!
今回は切り方やコツを資料でも解説頂きました。
イヤツーイヤをとる位置がかなり大事と木下先生。
それによってウエイトポイントや全体のバランスが大きく違ってくると解説頂きました。
大体の位置でブロッキングしている方も多いと思いますので、どれだけブロッキング、スライスが大事か再確認していきましょう!
3.ウエットカット
一回で決めることを意識している、と木下先生は仰っていました。
前髪からカットされていましたが、ハサミに迷いはありません。
全てのパネルをしっかり一回で理想の長さにカットしていきます。
もちろん日々の鍛錬に裏付けされた技術だと思いますが、最初の髪質診断や、お客様とのスタイルのすり合わせも
かなり大事になってきます。
続いて顔まわり。
ここは、マッシュラインにならないように顔まわりを包み込むようにカットしていきます。
顔まわりを切り込みすぎる、というミスがウルフを切るに当たっては多いと思われます。
今回のカット技法だと、それはなくなりますしスタイルに余裕もできて、スタイリングの幅も広がりますよね!
ウエットの切り上がりがこちら
もうこの時点で可愛いですよね!
しっかりと、どこの髪がフォルムを作っているのか、どこの毛が動いているのかなど、
考えながらカットしていきましょう!
4.ドライカット
ウエットの時点でかなり完成に近づいているので、ドライでは重い、もたつくところをしっかり目で見ながらカットしていきます。
セニングとスライドを使い分けながらカットしていきます。
カットがしっかりできていれば、無駄にドライカットする必要はありません。
木下先生は綺麗なカットというよりは、あえてくずしや、いい意味で整いすぎないカットラインにされていました。
髪質、切るスタイル、雰囲気など、そのお客様に似合うスタイルを提供することが美容師の仕事だということを
改めて気ずかされるセミナーになっています。
また、ウルフのように襟足が長いスタイルは、クロスをとってからもバランスをしっかり見ることが大事になってきます。
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