2020年11月28日
【再現性×おしゃれ】say.戸崎先生から学ぶ、明日から使える大人世代が喜ぶデザイン
11月も残すところあと数日…
年末に繁忙期を迎える美容業界ですが
忙しい時ほど追い込んで勉強すると、更に進化できるのかではないかと自論を展開している、どうもSugaです。
さて今回は、2020年11月27日に放送された
say.戸崎 亨祐 – 大人世代に向けた、”私だけに似合うヘアスタイル提案” 再現性の高いショートヘア
の様子をダイジェストでお届け致します。
2020年4月
コロナ禍真っ只中に出店された「say.」
過酷な状況下もプラスに転換し
現在は順調に沢山のお客様が足を運ばれるようになりました。
なぜそうした結果に辿り着いたか…
それは
お客様が喜ぶ事に真摯に向き合い、
お客様の喜ぶデザインを発信し続けたからです。
最新のトレンドを取り入れた“デザイン”はもちろん大事ではあるが、
それ以上に、お客様自身がご自宅で“再現”出来るかがとても大切です。
say.代表の戸崎先生のつくるスタイルはどれも
“誰が乾かしても可愛くオシャレになる”
と定評があります。
これは本当に凄い事で
緻密に計算された、カットの積み重ねがあるからこその結果であります。
更に、
伸びてきてもオシャレにまとまってる
“持続力”も兼ね備えているとの事。
そんな戸崎先生のカットを
明日から取り入れられる“技”として
今回ご披露して頂きます!!
自身のカット技術がアップデートさせる事、間違いなし。
しっかり見させて頂き
サロンワークに活かしていきましょう!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・デザインの持続力のひみつ
・リピート率につながるカット
・ショートヘアの似合わせのポイント
・Instagram投稿画像の撮影の仕方
2. モデルさんのbefore
2ヶ月ぶりのカットとなる現在
全体が重めの印象で、ボブのシルエットになっております。
しかしながら、
2ヶ月経っている中でも
“まとまりがある”ように見えます。
実際、前回カットされたのも戸崎先生。
スタイルの持ちを良くする為の
“急所”を、うまくカットされているなという印象です!
これが持続力…
この秘密を早速覗いていきましょう!
3. ウェットカット
まずアンダーセクションの土台作り。
襟足の透け感を均一化させていくのがポイントです。
生え癖を見極めて調整させていきます。
そしてミドルセクションで
今回は“丸み”をつくっていきます。
ここがフォルムコントールをさせてる重要なセクションとなっており
段差を入れる=くびれスタイル
段差を入れない=丸みスタイル
となります。
ウェット時ではほぼワンレングスに近い状態になります。
その後セニングで丸みを演出させるイメージ。
実はここが最近のトレンドのポイントです!
また、
ウェット時点でセニングも入れていくのですが、“丸みと束間を引き出すセニングのコツ”がございます。
こちらでは詳しくお伝えできませんが、
とても重要な切り方をされておりました!!
トップセクションは、ふんわりとさせたり
デザインを作っていく部分になります。
最近はレザーで作る質感も流行っているので、シザーでそれを表現していきます。
また、
斜めにスライスを引き出してグラデーションを作っていきます。
戸崎先生は、丸みのあるスタイルを作る上では、この切り方でないと再現が難しいと仰います。
感覚に近い切り方になってくるので、
ウィッグでも沢山練習されたとの事でした。
サイドの量感を調整します。
前上がりにセニングを入れて行くことがコツです。
こういったショートを切る際は
いかに軽めにこの部分を攻めれるかが可愛さを出す肝だとも仰っておりました!
前髪のカットは
やや長めに。
ショートヘアは遊びが無くなりやすいので、
目ギリギリに残して、デザイン性を引き出させるとのこと。
大人世代に向けてのデザインとして、
この前髪の作り方は要チェックですね!
4. ウェットからドライに移行
戸崎先生のカットの特徴は
ウェットカット時に、ある程度のシルエットは完成させていくとの事。
つまり、
ウェットからドライにした状態で
既に“可愛い”が生まれます。
しかも!!!!!
戸崎先生ではなく、他の人が乾かしてもです。
ここが本当にすごい。
全てカットを終えた状態であるならば想像はつきますが、
ウェットカット後のドライで、アシスタントが乾かしたとしても、可愛いに到達されます。
これは、戸崎先生のこだわりの一つで
“お客様の安心”に繋がるからとの事。
ウェットカット後の現時点ですら、
誰が乾かしても可愛い
という事は
「自分(お客様自身)で乾かしても、簡単にできるんだ!」
という心理に持っていければと、
戸崎先生は仰います。
そこまで考えてカットをされる技術。
お客様に
真摯に向き合い続けてきたからこそ
生まれた配慮なんだと思いました。
(す、既に可愛い…)
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