2020年11月26日
【難解】セニングってこんなに奥が深いのか!枝村仁先生に学ぶ、くせ毛・多毛対応カット
「私の髪、まとまらないんです。」
日本人特有の、くせ毛で多毛で広がる髪
このようなお客様を担当される時
どの様にカットを進められますか?
1パネルずつ理論付けて
思った通りに髪を動かす事は可能でしょうか?
そんな“難解“の答えを導いてくださるのは
#三度の飯よりボブが好き
でお馴染みの枝村仁先生です。
今回は2020年11月24日に放送された
PATINA 枝村 仁 – くせ毛・多毛のセニング理論 “日本人のくせ毛に対応するセニングテクニック”
の様子をダイジェストでお送りします。
教育のプロフェッショナル集団
“YAVENGERS”パーカーを身に纏い、
HAIRCAMP三度目の登壇となる枝村先生。
今宵のセミナーを執筆致しましたのは、枝村ボブの愛好家こと、どうもSugaです。
前回のセミナーもセニング理論に関して解説して頂き、とても奥深かったのが印象的でした。
今回は
更に難易度の高い髪質に対応した、より高度でマニアックなセニングテクニックになります。
前回のセミナーで、ある意味ご満足されていた受講生が居たとしたら、、、、、、
まだまだまだまだです!!!!
更に更に上をいく、溢れんばかりの情報量となっております。
前回は通常モードでお届け頂いたセミナーに対し、今回は“スーパーサイヤ仁”になって、かめはめ波という名のカット理論を放っている感じです。
(#理論の放出量がハンパないと伝えたい)
予定していたセミナー時間も押しながら、
ご自身の知識や技を惜し気もなくお教えくださいました。
枝村先生は、
これまでどれだけ美容に向き合ってきたのか…
果てしない時間、自問自答を繰り返して来たからこそ、到達された領域なんだと思います。
その為、セミナーのどこを切り取っても
明日から活かせる部分ばかりとなっております!!
また、ポイントは
今回のモデルさんは初対面という点です。
普段のサロンワークにて
ご新規のお客様に対して
どういった目線で思考を巡らせているか、
枝村先生の脳の中を覗く事ができる
“ご新規様リアルサロンセミナー”となっております!
生中継で、なんとスリリングな状況でしょう。
圧巻のパフォーマンスを目の前に
ご自身の技術と照らし合わしながら
カット技術をアップデートをしていけるチャンスです。
自分に足りない物は何なのか?
本物のカット理論を見つける列車に
早速、飛び乗ってみましょう!!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・癖毛に対するベースカットの仕方
・活かせる毛、活かせない毛、活かさない毛の考え方と作り方
・癖毛を抑えるセニング理論
・質感調整のやり方
2. モデルさんの髪の状態を確認
お客様とはじめましてとお会いして、
髪の状態を見ていくかと思います。
その時にどの部分に着目していくべきか
理解されておりますか?
セミナーでは分かりやすいように
セクションごとのカットラインや毛量の把握に“白い紙”を用いて解説して頂きました。
どこのセクションにどれだけの髪が残っているのか?ここで確認してまいります。
即ち、これから切る素材として
どこを活かせて
どこが活かせられないのか
目標とするデザインに到達させるため、
切ると同時に
“どう残していけば良いのか?”
それを見極めてまいります。
3. 資料を使った解説
枝村先生がボブやショートボブを切る際に
意識されているセクション取りについて。
3セクションで
アンダー、ミドル、オーバー
2セクションで
アンダーとミドルのみの考え方ではあるが
セクション取りの幅をどうしていくか
そうした所でデザインが変わってきます。
今回はボブよりに切っていくそうなので
3セクションで対応。
トップセクション・・・デザインをつくる部
ミドル・・・フォルムコントロール
アンダー・・・癖を無くしたり、締まりを作る部分
スタイルの構成を理論付けして、しっかりイメージしていきます。
4. ベースカット
くせ毛、多毛のお客様に対するアプローチとして、
このベースカットはとても重要となってきます。
どれだけベースカットでまとめていけるか?
的確なカットで、ある程度のシルエットまで到達させます。
ここでも秘技の連発です。
切る上でよくありがちな悩みとして、
・跳ねやすい部分に対してどうすべきか?
・くせ具合に合わせて、どう切るのがベストか?
・どこを残しておかなければならないのか?
そういった部分をしっかり解説して頂いております。
ベースカットで、ここまでのまとまり・・・
凄いの言葉だけでは片付けられません。
理論を知っているからこそ、ここまで持ってくる事が出来るんです。
絶対知っておいた方が良いですよね。
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