2022年11月06日
【まだアイロンで誤魔化してるの?】カットだけで外ハネボブを作る理論 -完全版-
こんにちは!ライターの秋山です!
本日は「PATINA 枝村 仁 ─ 理論で作る。外ハネボブ 〜ミディアム完全攻略」
のセミナーダイジェストをお送りさせて頂きます。
枝村先生と言えば今までにも数多くのセミナーに登壇して頂きました。
受講者に人気の秘訣は感覚ではなく理論的で、カット技術の細部にわたり言語化して頂ける部分ではないでしょうか。
「わかりやすく再現性が高い」枝村先生のセミナーをまだ受講していない方は是非ご覧下さい。
今回は外ハネボブを一生懸命アイロンでセットしなくても、ベースカットで扱いやすくするメソッドを公開して頂きます。
ベースカットだけでなくセニング理論も、もちろん伝授して頂きます!
ベースカットでしっかりスタイルを作れれば、スタイルの持ちも良くなりお客様にとっても扱いがしやすくなるのです。
セニング理論をしっかりインプットすれば、とりあえず内側を軽くしてアイロンで外ハネさせるなんて
誤魔化しはもう卒業できます!
こんな方にオススメ
・アイロンで外ハネさせて誤魔化してた人
・レイヤーをちゃんと学びたい人
・切りっぱなしの質感の作り方
・ハネる為のカットを勉強したい人
・お客様のハネさせたいを叶えたい人
それ以外にも伸ばしていきたい方に合わせたカットや癖毛や多毛、
縮毛矯正履歴の髪のカット方法まで公開して頂いております!
このセミナーを学び終えた後には″三度の飯より外ハネボブが好き″になっていることでしょう。
それではセミナーダイジェストをご覧下さい!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ハネる方向のコントロールの仕方
・セニングによるハネの作り方、スライドカットでのハネさせ方
2. 再現性と持続性を上げるベースカット理論
外ハネにさせたい時はレングスに対し、オーバーとミドルをどれくらい切るのか。
そのバランスが重要と言えます。
特に重要なのはミドルの部分。
ミドル部分にどのくらいの角度のレイヤーを入れるかで印象が大きく変わります。
レイヤーの角度を高くすると、よりくびれのあるデザインになり
低めだとタイトな印象の外ハネボブになります。
左がハイレイヤーで切った状態で、右がレイヤーを低めで切った状態です。
印象が全然違うのが一目瞭然ですね!
ベースカットではミドルのレイヤーの入れ方をまずしっかりとマスターする必要があります。
是非注意してご覧下さい。
他にも
アンダーの毛量が少ないサイドの厚みの残し方や、バックとの繋ぎ方などとても勉強になりました。
何故ハネるのか?ハネないのか?理論を理解した上でフォルムコントロールが出来ていれば
カットだけで綺麗な外ハネボブが作れます。
必ず本編でチェックして下さい!
3. ペラペラにならない外ハネボブのセニング理論
外ハネボブを切る際にセニングで、むやみやたらに梳いてしまうと毛先がペラペラに薄くなってしまいます。
ここでは枝村先生のセニング理論を使って、毛先にしっかりと厚みを残しながら外ハネを作っていく
セニングの入れ方を伝授して頂きます。
梳いてしまうと膨らみやすい癖の方。
伸ばし途中でレイヤーをあまり入れたく無いけど外ハネにしたい方。
そんな場合にも対応できるセニング理論を、習得しない理由がありません!
枝村先生のセニング理論では根元で調整していきます。
すでに毛先が軽くなっていて梳けないというのもありますが、
根元の凹みを作ることで毛先を外ハネしやすくさせるのです。
根元の立ち上がりが頭の丸みに対してボリュームが出てしまうと、毛先はうちに入りやすくなってしまいます。
逆に根元にセニングを入れ凹みを作るとボリュームが抑えられタイトになりますよね。
根元が潰れてタイトになると毛先はハネやすくなります。
こうして必要な場所に必要な回数のセニングを入れていくことで、フォルムをコントロール出来るようになります。
見比べでもセニングで調整した左側の毛先は外ハネになっていて、何もしていない右側は内巻きに入っていますよね。
根元のボリュームの調整だけでこんなにも変わるのです。
詳しいセニングの入れ方やポイントは本編でご確認下さい!
更に基礎から詳しく勉強したい方は、セニングだけでまるまる2時間学べる
「PATINA 枝村 仁 ─ 多毛で失敗しないためのセニング理論」をご覧下さい!
4. 癖毛で多毛なモデルを外ハネに
続いてはモデルカットです。Beforeがコチラ。
毛量が多く緩やかですが癖もあります。
こういった毛質はモタっとしやすく、メリハリをつけるのが難しいですよね。
このような毛質の場合は、前半で学んだベースカットとセニングの両方でフォルムを作っていきます。
人頭の場合だと根元のボリュームや毛先の軽さ、それに対して癖がどう動いてるかなど、気をつけるべきポイントが頭の丸みに対して細かく違います。
枝村先生はそういったポイントを目で見て必要な所に手を加えます。
何故そこにセニングを入れるのか、入れないのかをわかりやすく言語化して頂ける為
セミナーを見ているだけでも理解しやすいです。
モデルカットではより実践的に解説して頂きました。
特にウィッグ解説ではなかった、“外ハネしやすくする為のスライドカット”は必見です!
凹みを作る?浮きを作る?ハネやすく?この意味をここで伝えきれないのが悔しいです。
外ハネをカットだけで実現させることには、大切な理由があります。
それは「全体の毛の厚みを同じにすること」です。終始セミナーの中で枝村先生が仰っておりました。
特に根元の厚みを意識すると全体の厚みを揃えやすいのだそうです。
こういったポイントを踏まえてセミナーを見て頂くと、より解像度が上がります。
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