2022年03月10日

JENO代表 堀江先生に学ぶー“おしゃれショート”の解体新書!

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「だから、こんなに可愛いんだ・・・。」
 
このセミナー後に、誰もが思うであろう納得感と高揚感。
 
そんな時間を提供してくださったのは、この度HAIRCAMP初登場になるJENO代表の堀江先生です。
 
2022年3月8日に放送された
 
JENO 堀江昌樹 ─ おしゃれショートの解体新書 ホーリーの必殺技大公開!!
 
の様子をダイジェストでお届けします。
 
 

 
 
先日フレンチを食べたのですが、苺とタコという“相反する素材”を使った料理に感動しました、、、
どうも綴りストこと、Sugaです。
 
堀江先生のデザインされるヘアスタイルはまさに、このフレンチのような話。
 
可愛い中に、どこかクールさやモード感が融合している。
 
辛いものと甘いもの
海の幸と山の幸
肉と果物

 
堀江先生は、
万物が創造したものを分け隔てなく融合させる“柔軟性”と“勇気”を持って
最高なマリアージュ(デザイン)を整わせます。
 
クリエイティブの最高峰と
リアルデザインの最高峰を極めている堀江先生だからこそ生み出せる感性。
 
その感性を言語化し、一人でも多くの美容師に宿せるよう丁寧に解説していただきました!
 
ーまさに、おしゃれショートの解体新書ー
 
“おしゃれなデザインを作りたい”そんな風にお考えの方は超必見な内容となっております◎
 
 
堀江先生が日頃からお客様に提供しているように
おしゃれで可愛いスタイルを作れるようになったその先→「どんな世界が待っているか!?」
 
是非そこまでをイメージしながら、今日のセミナーを紐解いていけたらと思います!
 



 
《堀江昌樹先生とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑こんなことが学べます
・フェイスラインで作るおしゃれについて
・レザーカットとシザーカットのMIXで作るスタイルについて
・切り直しのないベースカットについて
・おしゃれな抜け感や束間の作り方について
・再現性の高いスタイリングについて
・売れる、愛される美容師について
 
 
 

2. 堀江先生の作るデザインの特徴

堀江先生の作品を拝見すると、どの写真も目を惹くスタイルばかり。
 
 

 
 
そのオシャレの秘訣を、まずはウィッグを使って言語化していただきました。
 
ショートヘアは大きく分けて3つのスタイルに分けられます。
 
・前上がり
・前下がり
・サイドグラデーション

 
それぞれのベースカットは基本的にレザーシザーをメインに使用されるとのこと。
 
レザーの特性は柔らかさ、ぼかし感。あやふやなライン。
ハサミの特性ぶつ切り、ぱつっと感。はっきりしたライン。
 
この相対的な質感を出す道具も、それぞれ活かしてカットされております。
 
どのスタイルが、どういった女性像を作り出していくか。
そしてスタイルの特徴はありきで、どのようなエッセンスを盛り込んでいくか。
 
ここの足し算や引き算が、“おしゃれさ”の命運を分けていきます。
 
 

 
 
ファッションも似ているのかなと。
ド派手なシャツにド派手なジャケット羽織ったら、
主張がありすぎて何がオシャレなのか分からない時ってありますよね。
(もちろんいい時もある)
 
ここの絶妙なバランスの作り方が、堀江先生が匠といわれる所以かなと思います。
 
 

3. モデルさん、ウェットカット

ボブのモデルさんを実際にマッシュショートに切ってただきました。
 
 

 
 
ここで注目したいのが、襟足の状態。
 
 

 
 
前回のカットでかなり短く切り込まれております。
 
生唾を飲んだ人は私だけではないでしょう。
 
こうしたケース、体験したことのある方も多いのではと思います。
まさにリアルサロンワーク。。。。
 
見ている我々がドキドキしてしまいますよね。
 
 
堀江先生は、カットは90%がシェーピングで構築されていると仰います。
 
粗歯で、毛流れに沿って優しくシェープし顔まわりからサイドにかけてカットしていきます。
 
注目の襟足は“2セクション”の考え方で、上のセクションの髪を被せながらのカバーリング。
見事に馴染んでいきました!
 
 

 
 
レザーを使うときの注意点の一つが、ダウンステムで切ったとしても
薄っすら段になっているという部分。
 
仕上がりでどこにウエイトを置きたいかを考え、切り進めていきます。
 
そして、左右の長さやバランスがズレやすい方はアンダーラインをしいといてください。
 
ちゃんと切りたければ、“急がば回れ”。(※ここ、テストに出ます)
 
時間はかかるが、確実に仕留めるために左右交互同じセクションを切っていきます。
都度確認ができるので、シンメトリーになりやすいとのことです!
 
 

4. ドライカット

全体のバランスを確認しつつ、お客様の気になっている部分から切り始めます。
 
 

 
 
抜け感や束感が出るよう、髪と髪の間に空間になるように細かいディスコネクションを積み上げます。
“カービングカット”で、量感と質感を調整していきます。
 
また、肌が透けて見える部分は第一線の切り方が超重要とのこと。
 
 

 
 
細かい部分にこだわる、1mmの世界がここにあります。
 
そしてなんと言っても、このドライカット時に要注目なのが、
堀江先生の“最小限で最大限”の効果がでるという華麗なる“必殺技”でしょう。
 
秘技その一、耳を掛けやすくする一手
秘技その二、頭を小さく見せる一手

 
セミナーを見ていると、「本当にそれしか切らないの!?」と目を疑いますが、
ちゃんとハッキリとした効果が出ております。
 
これだけでも、明日から実践できそう・・・
本編のこの部分は、特に見た方がいいです!!
 

> 次のページでは完成スタイルと動画の一部を公開!

 
 

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