2021年01月06日

bloc japonオーナー山本先生が魅せる、型にハマらないデザインの創り方

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新年あけましておめでとうございます。
本年も気持ちを込めて執筆させて頂きます。
どうもSugaです。
 
新春SP第二弾は、HAIRCAMP初登壇となるこのお方、
“bloc japonオーナー、巨匠山本洋史先生”をお招きしてお送りします!!
 
2021年1月5日に放送された
 
bloc japon 山本が総括した《hair》- ジャンルを超えたデザインを作る裏側をベースのcutからお見せいたします
 
の放送をダイジェストでお届けいたします。
 
 

 
 
なんと・・・
山本先生をこのHAIRCAMPでお見えすることが出来るとは。。
仙台で大活躍をされている、ムラタサダヒロ先生のお師匠であるともお聞きし、
さらに驚きです。どんなセミナーになるのか、新年から心踊りすぎております。
 
 
十人十色
人が居るだけの個性、色があります。
 
同じスタイルであっても、骨格や髪質、
ましてやその人が持つ“色”
絶対的に同じであるという事はありません。
 
即ち、
切り方は理解していたとしても
お客様の雰囲気を考慮して
“似合わせる”とはまた別の解釈というコトです。
 
且つ、
お客様の普段の生活を考慮して、
“しっくりと収まる”スタイルなのかどうか、など。
 
山本先生は、
老若男女問わず、ましてやプロのモデルとか素人関係なく
目の前の人へ真剣に向き合い、スタイル提案をされております。
 
型にハマらない、
柔軟な思考の秘密を、このセミナーでは知る事ができます。
 
サロンのコンセプトにもなっており、
サロン名である“bloc”は、(区)という意味だそうです。
スタイリストそれぞれが自己表現できる場所(自由区)として、それぞれ確立されております。
 
 

 
 
その融合体が“bloc japon”の色として成り立っているんですね。
 
 
今回セミナーでは、
美容師としての表現の楽しさを
お客様へのデザイン提案を
その本質を知ることのできるセミナーとなっております。
 
Let’s enjoy hairdresser‼︎
 
新年にふさわしい、
心がワクワクするカットテクニックを、一緒に見ていきましょう!
 
 



 
《山本洋史先生とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑こんなことが学べます
・イメージビジュアルの紐解き方
・ロングヘアからショートヘア、それぞれのカットの考え方
・ベースカットをしていく上で意識すべき事
・顔わまりの表現方法
・セニングテクニック
 
 
 

2. カットについて(bloc japonが大切にしている事)

bloc japonが大事にしている3つの定義がございます。
 
 

 
 
①まねる(復元)
自分が真似たいと思ったことを、徹底的に真似る。
 
②イメージ(打ち出し)
基本をもとに、自分が心の中で感じたモノを表現していく。
 
③アイデア(自分のアート感)
世の中へ、自分の中で生まれたアイデアを打ち出していく
 
美容師としてどのように成長していくべきか、一つの指針となっております。
 
茶道や武道でも言われている、“守破離”にも近いモノですね。
 
 
成長される方の特徴は?という質問に
多く方は“素直”であること!
と答える人も多いでしょう。
 
まずは、先人達の技術やデザインを受け入れていくこと。そこからの派生です。
 
今回山本先生は、
イメージビジュアルとなる写真をコピーしたカット、つまり“まねる”を体現してくださいました。
 
では早速、基本となるカットの方法を紐解いていきましょう。
 
 

3. ベースカットの考え方

イメージビジュアルをもとに、カットを進めて頂きました。
 
 

 
 
今回ベースカットは、全てブラントカットで進めていきます。
 
 

 
 
ここで大切にしているポイントがございます。
 
上手く丁寧に、数ミリにまでこだわって切る事よりも
 
・雰囲気
・バランス
・ライン

 
そこがしっかり理解出来ているか、
それをしっかり落とし込めているかが特に重要だそうです。
 
写真のイメージを表現する為の
“髪の落ちる位置”はどこか
その感覚こそが、とても大切なんですね。
 
 

 
 
お客様との意識がズレていては、
デザインにミスマッチを生んでしまいます。
 
そして、そのデザインを構築していく上で
とても大切な部位についても次の段落で解説してくださっております。
 
 

4. 求められた雰囲気を表すデザインとは

お客様からやりたい雰囲気を求めた時
 
フロントからの入り方(顔周り)と
後頭部からのバランスがとても大切であると
山本先生は仰います。
 
 

 
 
イメージビジュアルを見た時
全体の比率はどうなっているか?
そこを見極めて、そのままウィッグに落とし込まれていきます。
この比率こそが雰囲気を表していきます。
 

> 次のページではセニングテクニックについて一部を公開!

 
 

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