2023年05月22日
この3つを覚えたらショートが切れる!新井先生の分かりやすーいカットの授業。
目次
こんにちは詩歌です。
毎年この時期に、今年度こそはカットの技術を更新しよう!と決心するものの、久しぶりに教科書を読み返しても文字の羅列に「なんじゃこりゃ…。」となってそっと教科書を閉じてしまいます。
勉強する気はあるけど、何からやっていいかわからない!そんな私でも今回のセミナーを受講することで「なるほど、今までそうやって失敗していたんだな!」と反省することができました。
「なぜできなかったか」「どうやったらいいか」を繋げてもらえる新井先生のセミナー、このコラムではじっくりとその見どころをお伝えしようと思います。
今回は2023年5月14日に放送された
「Belle 新井直樹 ─ 【カットの苦手意識、克服しませんか?】 つまづきポイントが解消できる!分かりすーいカットの授業」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
受講すれば知っておきたい普遍的な基礎テクニックと、目まぐるしく変わるトレンドを、適切にコンビネーションさせて、きちんと綺麗なショートカットが切れるようになる。
なぜそのステムでそのパネルを切るのか、失敗した場合なぜ失敗したのかを理解して、加速度的にカットのテクニックをアップさせることのできるセミナーです。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・前髪、サイドバングのカット方法
・顔周りに時間がかかる理由と対策
・「悪くないけどいまひとつなショート」からの脱却
・あるあるの失敗の原因と対策方法
2. 新井先生がカットで気をつけていることはずばり、たったの3つ!
苦手意識の払拭のため、今日のセミナーでは難しいテクニックは一つもなし!
分かりやす~い新井先生のカットの授業では、カットのポイント3つと、成功への条件を3つ教えていただきました。
新井先生が髪を切るに当たって大切にしていること3つ。
それはズバリ、髪質、毛流、骨格です。
癖毛なのか直毛なのか、毛根はどちらを向いて生えているのか、ハチや後頭部の骨格はどうなのか。
どのように切るとどんな結果になるのか、その原因となるポイントを一つ一つ見極めて切っていきます。
カットする時に大事なポイント3点に加えてカットが成功する条件もまた3つ
・仕上がりの形を知っているか
・切り方を知っているか
・うまく行かないパターン、対処法を知っているか
今回は3つめの【うまく行かないパターンと対処法】にフォーカスしてすすめていきます。
3. ラインの設定が不安定で仕上がりがキマらない。そんな時どうする?
なんとなくカットしたらなんとなくうまくいったけどなぜ成功したかわからない。
そんな時は仕上がりの形がぼんやりとしか理解できていないかもしれません。
お顔周りの髪はどうカーブしているか、サイドのラインはどのくらい傾斜をつけるのか。そしてショートカットの肝でもある後頭部のポイントはどこの髪で作るのか。正解はスタイルによって変わってきます。
このバランスが崩れてしまうと綺麗に切れているのにちょっと昔懐かしいスタイルになってしまったり、思っていたスタイルと違う印象に(うわついた感じになったり、逆に野暮ったい感じに)なってしまうことも。
そこで新井先生の授業では、丸みショートとくびれショートのライン設定をまずは知識としてインプットして、その2つのスタイルのコンビネーションを実際に展示していただきました。
4. 絶壁カバーはウエイトを上げるだけじゃない!
毛質や毛量によって、切り方を迷ってしまう後頭部のウエイト問題。
ポイントが高くなってしまったり低くなってしまったりするのは毛量のせいだと思っていましたが、どのセクションの髪で丸みのポイントを作っているのか理解できていなかったことが原因だと分かりました。
後頭部のみならずですが、骨格と毛流をよく見て切ることが重要で、工程自体は至ってシンプル。あとは重なりをよく理解してどうやって丸みを作っているかが重要です。
今までうっかり丸みが欲しいからと、トップで動く髪の角の部分を一生懸命落としていましたが、これが実は良いシルエットからどんどん離れていってしまう原因だったことが発覚…。ハイレイヤーにしないでもふんわりした後頭部は作れることを学びました。
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