2023年03月22日
【複雑履歴】黒染め・色ムラ・縮毛矯正への秘密のブリーチ術
今回のセミナーはカラーマニアも唸る、超実践的なカラーセミナーになっています。
「透明感のあるカラー」
「発色の良いカラー」
「ツヤのあるカラー」
実際問題、このようなカラーを作れる美容師さんは多いです。
読者のあなたも含め、周囲にもカラーの得意な美容師さんはいるはず。
しかし、これらのカラーを複雑履歴から作れる美容師さんはごくわずか…
そこで今回のテーマはこちら。
olino オカモン ─ いまさら聞けない・・けど・・今夜はいいよね?!〜明日から話したくなるヒ・ミ・ツのブリーチ学〜
オカモン先生は、迷宮入りしそうな複雑履歴がある髪を独自のブリーチ理論で解明してくれるプロ!
この無料記事では、見所である黒染め落としと縮毛矯正へのブリーチ方法について解説。
福岡でフリーランス美容師とウェブライターの2足のわらじで活動している宇井がお送りします。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・複雑履歴へのブリーチ
・縮毛矯正へのブリーチ
・プレックス剤について
・失敗しないブリーチ術
・未来のブリーチに関する考え方
2. 【基本】適切なブリーチ選定が重要
黒染めや縮毛矯正へのブリーチを知る前に押さえてほしい内容があります。
それは【正しいブリーチ選定が全ての基本になる】ということです。
例えば、ブリーチを作る際のオキシ濃度は「3%・4.5%・6%のどれが適切か?」理解して使っていますか?
読者のあなたが「なんとなく3%は抜けが弱くて、6%の方が抜けが強い気がする」と思って使用してるとアウト!
なぜなら、3%も6%も抜け方の差はほとんどないからです。
また、ブリーチ剤は美容師さんによってはオキシの量を変える人もいます。
オキシの量もカラー剤に対して【1.5倍・2倍・2.5倍】など様々です。
このような、今さら聞けないブリーチの基本もオカモン先生がズバッと解説してくれます。
3. 黒染めの対処法
黒染めをするとブリーチを使っても、なかなか明るくなりません。
さらにセルフカラーの黒染めだと、色ムラになってる可能性も高いです。
そんな黒染めに対して、どのようなブリーチ選定をされますか?
黒染めを落とすために、リフト力の強いブリーチを選択するのではないでしょうか?
私もしつこい黒染めを落とすには、リフト力のあるブリーチが必要だと思っていました。
しかし、オカモン先生は黒染めに対して強いブリーチだけを使いません。(髪によっては使う場合もあり)
なぜなら、リフト力のあるブリーチは髪の体力を削りすぎるからです。
オカモン先生は、ブリーチのオキシを使い分けて黒染めを落としていきます。
毛切れをしないように髪の体力を残すのがポイント!
オカモン先生のブリーチを使った、黒染めへのアプローチ方法は以下です。
まずはブリーチを使いリフトしづらい黒染め部分を見つけます。
(before)
そして、見つけた黒染め部分に対して追いブリーチです。
その結果、このように残留を除去することができます。
(after)
この方法を使えば、ほとんどの黒染めへの対処が可能になります。
追いブリーチに関しては、使用するオキシ濃度も重要です。
また、ホイルなどを使う場合もあります。
動画内で全て公開しているので参考にしてください。
4. 【最難関】縮毛矯正へのブリーチ
一般的に縮毛矯正へのブリーチはNGとされています。
おそらく、ほとんどの美容室が断るのが縮毛矯正へのブリーチ。
それぐらい縮毛矯正をした髪にブリーチをするのは危険な施術です。
オカモン先生は、そんな難しい縮毛矯正へのアプローチ方法も教えてくれました。
縮毛矯正へのブリーチを可能にするポイントは1つ。
それはアルカリ度を下げることです。
オカモン先生は、あるものを使ってブリーチのアルカリ度を下げています。
こちらの髪は、縮毛矯正が全体の半分残っている状態です。
(before)
そして、実際にブリーチ中の髪がこちら。
(after)
実はブリーチを3回している状態です。
これを聞いて「縮毛矯正した髪にブリーチ3回はありえない」と思った方も多いはず。
私も同じです(笑)
ブリーチを3回すると、通常だったら髪が溶けます。
このようにアルカリ度を下げるだけで、縮毛矯正へのブリーチも可能です。
アルカリ度を下げるアイテムや縮毛矯正へのアプローチ方法を知りたい方は、動画をチェックしてみてください。
正直、これを知るだけでブリーチの幅が1段階は上がります。
それほど有益な情報を惜しみなく教えてくれるオカモン先生に感謝!
>次のページではハイライトカラーを均一にブリーチする方法や動画の一部を公開!
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