【脱白髪染め】お客様が2回目以降も勝手にリピートしたくなる7ルール
カラー グレイ
2022.12.15

今回のセミナーは、
スジ感の強い脱白髪染めを紹介するだけ
のセミナーではありません。
数年前と比較して美容師業界にも【脱白髪染め】というワードが浸透してきました。
読者のあなたも脱白髪染めと聞いて「あのスジ感のあるハイライトカラーでしょ?」と思ったはず。
実は脱白髪染めには、スジ感を出すカラー以外にも多く存在します。
そんなあなたに知ってもらいたいセミナーがこちら。
WEEKEND/SALT 久保 慎悟 ─ 【2回目以降のご提案】脱白髪染めの続け方〜お客様の生涯美容師になる〜
セミナーを担当するのは、脱白髪染めを自在に操るHAIR CAMP常連の久保先生!
ブリーチを使う脱白髪染めは「継続していくのは難しい」と言われがちです。
しかし、継続した脱白髪染めをアプローチできた際のメリットは計り知れません。
・次回提案ができる
・リピート率アップ
・売上アップ
特に今回のセミナーで注目して欲しいのは【継続できる脱白髪染めのテクニック】と【カウンセリングの7ルール】です。
美容師とウェブライターの2足のわらじで活動している宇井がお送りします。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくは
こちら
をご覧ください。
1. セミナーチャート
・カラー剤やプレックス剤のレシピ
・リピート率を上げるカウンセリング方法
・強いスジ感を出す以外の脱白髪染め
2. ブリーチを卒業するための脱白髪染め
ブリーチを使ったスジ感の強い脱白髪染めは、立体感もありオシャレなんですが
髪への負担も大きい
です。
久保先生もお客様の希望があれば、スジ感のある脱白髪染めを作ります。
しかし、久保先生はブリーチを卒業して最終的には
地毛と白髪を活かした脱白髪染めができるような提案
をしています。
なぜなら、ブリーチを使うと以下のような弊害が生まれるからです。
ー パーマやりづらい
ー 縮毛矯正がやりづらい
ー 髪への負担が大きい
もちろん、美容師さんの中にはブリーチ毛でもパーマや縮毛矯正ができる方もいます。
ただし、そのような美容師さんはごく一部です。
久保先生が考える脱白髪染めのゴールは、
ブリーチの卒業
です。
動画を見る上で重要な部分になります。
3. ブリーチなし!1回の施術だけで脱白髪染め
今回のモデルさんは、ブリーチを使わずに施術をします。
しかも、1回のカラー施術だけです。
モデルさんのbeforeはこちら。
全体ブリーチ
で脱白髪染めをされた状態から1ヶ月半後です。
白髪量は10%〜20%程度です。
この状態から継続できる脱白髪染めをしていきます。
カンの鋭い読者は、before画像を見て
「前回の施術で全体ブリーチをしているのに、金髪に色落ちをしていない」
と思いませんでしたか?
正しいカラー剤選定をすることで色落ち後でも金髪になるのを防げます。
動画内で前回の施術に関して説明しているので参考にしてみてください。
4. リピート率がUP!カウンセリングの7ルール
この章で紹介するカウンセリング方法が、継続して脱白髪染めをするための見所の1つです。
突然ですが、読者のあなたに質問!
お客様はなぜ、白髪染めではなく脱白髪染めをするのでしょうか?
読むのをやめて、10秒だけ考えてみてください。
もし「白髪染めでも明るくしたいから」と答えていたら、お客様への理解が足りないかもしれません。
脱白髪染めの2回目以降のリピート率をUPさせるなら、お客様へのカウンセリングから見直す必要があります。
そんなカウンセリングで使って欲しいのが、
リピーターカウンセリングの7ルール
です。
全ては見せれませんが、紹介してる7つはお客様の気になる部分に手が届く内容になってます。
リピーターカウンセリングの7ルールを守るだけで、脱白髪染めに関する悩みが全て解決します。
●老けて見えないか
●来店周期
●髪へのダメージ
合わせて
初回カウンセリングと脱白髪染めの7ルール
も久保先生が紹介してくれてます。
画像をプリントしてバックルームに貼っておいて欲しい完全保存版です!
5. 脱白髪染めを操るグラデーションに繋げるスキル
実際にブリーチを使わない脱白髪染めの施術に入ります。
脱白髪染めで使用するホイルワークは
正中線とサイドがメイン
です。
白髪の量を見ながら、必要な部分だけブリーチなしのハイライトを入れていきます。
ホイルワークの入れ方は、動画を参考にしてください。
ホイルワークが終わったら、他の部分に塗布していきます。
ここに久保先生のこだわりがギュッと詰まっているので要チェック!
実は根元と毛先は、
色が全く違います
。
根元は4トーンのブラウンとイエローを混ぜた色に対して、毛先はピンク系なんです。
読者のあなたは「えっ?どういうこと?」と思われたかもしれません。
安心してください、僕も同じ意見でした(笑)
脱白髪染めをする際にはトーンを変えることがあっても、根元と毛先の色は変えないのが普通です。(近い色ならあり)
久保先生は動画内で
「美しいものは全てグラデーションでできている」
と言われています。
確かに夕日などはイエロー、オレンジ、レッドのグラデーションです。
つまり
「根元と毛先が同じ色のカラーは、間違ってはいなくても正解とは限らない」
という意味です。
この言葉を聞いてカラーに対しての考え方がグッと広がった気がしませんか?
動画内で久保先生流のグラデーションの繋げ方も全て紹介しています。
6. 継続できる脱白髪染めの仕上がり
1回の施術で染めた脱白髪染めの完成です。
ブリーチも使っていないため、髪へのダメージを抑えられています。
beforeと比較するとこのような感じです。

(左・before/右・after)
スジ感を強調した脱白髪染めとは、一味違う染まり方です。
久保先生は施術内容によって、様々なメーカーのカラー剤を
使い分ける
ことを推奨しています。
これを聞いて読者の中には「気になるアイテムがあるけど、私の美容室は決まった物しか使えない…」と思う方もいるはず。
確かに美容室の多くは、決められたメーカーの商材をメインで使うのが一般的。
なぜなら、コスト面やメーカーとの関係性があるからです。
しかし、お客様のオーダーの難易度は年々増してきてるのも事実。
それに応えるには従来の物ばかり使っていては難しくなってきます。
久保先生がおすすめするプレックス剤やカラー剤も紹介しているので、チェックしてみてください。
7. さいごに
久保先生は「スジ感の強い脱白髪染めを売っているわけではない」と言われています。
集客や売上だけを求めるなら、スジ感の強い脱白髪染めは効果的です。
あくまで久保先生が求めているのは、
お客様を一生担当するための技術や提案
。
その中の手段として【ブリーチを使わない脱白髪染め】や【スジ感の強い脱白髪染め】があります。
動画内で紹介したリピーターカウンセリングの7ルールなどは、明日からすぐに実践可能です。
久保先生ありがとうございました。
8. 動画の一部を公開
ヘアキャンプでは
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オンラインサロンを見るここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
最終更新日: 2022年12月15日