2021年07月02日

圧倒的クオリティなハイトーン!18.5Lvのベース作りだってひとりでできるもん。

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こんにちは!ライターの秋山です!先日3歳になる息子がおもむろに顔に鼻ツンツンしてきましてね、そりゃあもうかわいいなお前はと思ってたわけです。
そしたら、「パパくっさ、ほっぺくっさ」って言われました。ほっぺ臭いってなんなん?さっき一緒にお風呂入ったよね?
まあでも嗅覚があるならコロナでは無いということで良しとしましょう!
 
さて、今回のセミナーは「FLEEK 星野 晃希 ─ 1人の塗布でも明度をコントロール出来る。《品》あるハイクオリティ・ハイトーン」です。
 
近年ブリーチを施したハイトーンのデザインが人気になってきています。それに伴い薬剤や処理剤も進化を続けていて、安心安全に施術ができるようになってきました。
 
また、塗布技術や工程も進化を続けていて沢山の美容師のやり方や理論が知れるようにもなってきています。
 
そんな中で、アシスタントでも同じぐらいの塗布技術でヘルプについてくれているシーンをセミナーなどで見たりします。
 
しかし、そんなサロンばかりではなくアシスタントがヘルプにつけないケースや、マンツーマン施術をしている美容師も増えています。
 
つまり全部を一人で塗り切らないといけない場合です。そんな条件下でもハイクオリティでダメージを最小限に抑えたデザインの作り方を星野先生にご教授頂きます。
 
僭越ながらこのセミナーのダイジェストを綴らさせて頂きます。最後までお付き合い下さい!
 



 
《星野 晃希先生とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑️こんなことが学べます
・ブリーチ選定
・ブリーチプロセス
・ハイトーンカウンセリング
・ブリーチベースカラー調合
・様々な履歴に対してのブリーチの考え方
・追いブリーチの大切さ
 
 
 

2. ブリーチリタッチ

 
 

 
 
まずはモデルさんのBeforeから。根元新生部が2センチ程度伸びている状態で、前回すでにブリーチをしています。
 
今回も毛先までブリーチをしていきますが、まずはリタッチの塗布を。
新生部のリタッチに使うブリーチ、既染部のブリーチ、追いブリーチをする際のブリーチはそれぞれ配合を変えて適材適所で使い分けます。
 
そしてリタッチは丁寧な塗布技術ももちろん見て頂きたいのですが、もう一つのポイントは「何故その手順で塗布していくのか?」ということ。
 
星野先生もおっしゃっていました。本質を知るということを。何故そうするのか?何故そうしないのか?をきちんと理解して事を進めていくからこそ臨機応変に対応できるようになるのです。
 
塗布技術のこだわりや気をつけているポイントもたくさん解説して頂いております!
 
 

3. 毛先ブリーチ塗布&チェック塗布

 
 

 
 
丁寧にリタッチをして積み上げていき、一度放置タイムかと思いきやそのまま毛先塗布に入ります。
すでに毛先はブリーチ履歴がある状態です。このタイミングで毛先の塗布は中々怖いと思いますよね?
 
しかし星野先生は躊躇なく進みます。
もちろんいい商材があるというのもあります。しかし1番はそこではなく星野先生がしっかりと毛髪の限界をわかっている事、全体の塗布から流しまでにどれくらいの時間がかかるかをわかっている事。
 
この2つがわかっているからブリーチの強さを調整してこのタイミングから塗布し始めるという選択ができるのです。
 
 

 
 
毛先が塗り終えたらそのまま根元をチェック塗りしていきます。
 
根元は頭皮にはなるべく付かないように塗布していく事、そして境い目にしっかりと薬剤を溜める事を意識するそうです。
 
リタッチの難しい所がディバインディングラインを繋ぐ事。境い目をオーバーラップし過ぎてしまえば白帯ができてしまうし、攻め切れなければ黒点ができてしまう。
 
しかし今回の場合は、毛先に弱ブリーチが塗布してあるので白帯あるいは黒点が出来にくいように考えられています。
 
毛先を早めの段階で塗布する理由の一つです。そしてそれを可能にする配合。しっかりとした目的の為の手段というわけですね!
 
 

4. ブリーチデザイン解説

 
 

 
 
一旦薬剤の放置に入り休む事なく、リアルサロンワークから全頭ブリーチのいくつかのケースを画像を見ながら解説して頂きました。
 
来店周期が早く、根元の伸びがまだそんなに無い方に対して断毛リスクを軽減する塗布の考え方や、アンダーのリフトムラが激しい方の場合の考え方などなど。
 
ブリーチに特化していくとこういったお客様の状態やご要望は増えていきます。そこに正しい答えは無いと思いますが、どれだけ引き出しを持てるのかは大事だなと星野先生に教えて頂いだ気がします。
 
中々その発想にならないなと思うものも、全てはお客様の要望以上に最高のクオリティーを目指す為に本気で向き合っているから引き出しが増えていくのだと思いました。圧倒的です!!
 
 

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