2022年08月10日
複雑履歴を恐れない、ブリーチコントロールを思いのままに!自分だけの″型″を作ろう!
5. 失敗しないバレイヤージュのオンカラー塗布&レシピ
バレイヤージュの(特にシャドールーツの)オンカラーに苦手意識がありませんか?
そんな悩みも、田中先生の失敗しないオンカラー塗布を見れば、
綺麗さっぱり解決するでしょう。
塗布の前にブロッキングをして整地していきます(より簡単でシンプルにオンカラーをしていく為)。
塗布自体は本当にシンプルでアシスタントでも難なく塗布していけます。
バレイヤージュのオンカラーで大切なポイントは3つ
「塗布スピード」
「ハチ上の影の比率」
「前上がりの角度」
になります。
この3つのポイントを抑えれば
失敗しない、クオリティーの高いバレイヤージュが誰にでもすぐに再現出来る様になります!
この3つのポイントは本編でも詳しく解説して頂いてます。
それ以外で失敗しない為のポイントを1つここでご紹介!
シャドールーツの塗布でよくある失敗で、
根元の薬剤が毛先に付いてしまい、“ドット”のような痕が付いてしまうということがあります。
この失敗を防ぐ上で
ある程度根元を塗り終えたら、
そのままチェックに入らずに、一旦毛先も塗布し始めます。
毛先に薬剤が付いている状態であれば
少し根元の薬剤が触れたくらいでは、痕になるほど影響を受けません。
これだけで、オンカラーのハードルがグッと下がりますよね!
失敗しない薬剤レシピも、“複雑履歴攻略用”に考えられた調合に。
お客様のやりたい色味のカラーにそのまま応えるのではなく、
現状の“明度ムラやダメージムラ”を考慮した上で、
1番綺麗に仕上がる色味の提案をするのがポイントだそうです。
複雑履歴で来店されるお客様に向けたカウンセリングについても、解説して頂きました!
複雑な履歴でご来店される場合、一度で理想を叶えるのは難しいです。
しかし、「出来ない!」と拒絶するのではなく
ゆっくりとお客様の理想に近づけられるように寄り添う。
それが信頼関係を生み次の来店に繋がるのだと田中先生は仰っておりました。
6. セミナーのタブー!BeforeとAfterの答え合わせ
あれだけの複雑履歴だと、バレイヤージュをするのも逃げたくなるような内容。。。
しかし
あえて並べて比較するというのだから、尊敬しかありません。
それではご覧下さい!
完全にリカバリーできてますよね!
太く入っていたハイライトや、今にも切れそうだったバレイヤージュの痕跡も無く、
大人っぽい落ち着いたバレイヤージュに様変わりしています!
これは空いた口が塞がりません!ブラボー!!
7. さいごに
如何でしたか?複雑履歴からのバレイヤージュ。
とんでもない大手術のような繊細で、難しいテクニックが必要なのかと思いきや
そんなことはありませんでした。
必要なのはテクニックではなく、
複雑に絡んだ履歴を部分的に捉える“毛髪診断”と、適材適所にブリーチを塗布できる“ブリーチコントロール”のみ。
今回は複雑履歴のリカバリーをする為のブリーチコントロールでしたが、
そもそも、しっかりとブリーチコントロールが出来ていれば、複雑な履歴を生み出す事もないのかもしれません。
継続的に
お客様にカラーやデザインを楽しんでもらうには、欠かせない技術が詰まっていました。
田中先生、学びの深いセミナーをありがとうございました!
8. 動画の一部を公開
9. ヘアキャンプでは
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
以上ヘアキャンプでした!
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