2022年11月17日

複雑履歴でも怖くない!パウダープレックスでデザインする大人女子の熟(こな)れカラー

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こんにちは、詩歌です。
すっかり街を彩るアパレルも冬物に入れ替わりましたが、我が家はようやく今週衣替えをしました。
段々と深い色のヘアカラーが街中に増える中、逆行して明るい色を取り入れたくなる、そんな霜月です。
 
 
さて今回は、2022年11月08日に放送された
 

「新パウダープレックスデビュー企画第五弾 】究極に傷まない通いたくなるサロンスタイル!Befine森下容道×まさやん ─ Supported by UNDER7」

 
の様子をダイジェストでお届けいたします.
 
アンダーセブン、コラボ企画も残すところあと2本。
あっという間に開始から1ヶ月が過ぎました。
 
回を追うごとに深まるパウダープレックスへの理解ですが、今回もまたこれまでとは違った新たなパウダープレックスの活用法、そしてパウダープレックスの良さについて教えていただきます。
 
昨今のカラーブームで日に日に複雑化する私たちの髪の履歴。
そしてその“複雑履歴”といえば全ての美容師から忌み嫌われ、そのような履歴を作ってしまった美容師も疎まれるまでに…。
一生懸命履歴を複雑化させないようにカラーを施すことが、何より優先とされる風潮すらあります。
 
しかし今回は森下先生もまさやん先生も、ハイライト履歴のハイライトを拾わずバラバラに新たなハイライトを入れたり、ウィービングとエアタッチ技法を使った複数種類のハイライトを入れたり、同じところを何度も拾えないデザインでナチュラルな似合わせカラーを発案されています。
 
 
そんなに履歴が複雑化したら、1回きりのデザインになっちゃうんじゃ…とハラハラしますが、リニューアルしたパウダープレックスがあるので心配無用。
ダメージを極限まで減らして施術が可能なため、仕上がりはあっと驚く美髪になりました。
 
ほんの少量の添加剤で髪の体力を上げながらブリーチができる時代に。
怖がっていては世界に置いていかれるかもしれません。
 
 



 
《森下容道先生》

 
 



 
《マツダマサナリ先生》

 
 



 
視聴期限は2022年12月8日23:59まで!

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑️こんなことが学べます
・パウダープレックスの使い方
・パウダープレックスのスペック
・オトナ世代に好かれるブリーチデザイン
・タテムラブリーチ®️のやり方
・脱白髪染めハイライトのブリーチワーク
 
 
 

2. 複雑履歴、何がダメなの?

そもそも複雑履歴がなぜ嫌がられるのかというと、ダメージレベルが異なる毛髪が混在すると、メラニンの残留量によって色ムラができたり、断毛の危険性が上がると言ったことが考えられるからです。
ではブリーチ時に体力を削らず脱色できたら、あるいは毛の強度を現状よりも上げながら脱色できたらどうでしょうか。
 
少なくともダメージによる断毛の危険性はグッと抑えられますし、安心して脱色できる条件下であればメラニンの残留量を細部までこだわってデザインに落とし込んでいくことが可能になります。
 
 

 
 
第5回目ともなるとお馴染みの方もおられると思いますが、今回もパウダープレックスの架橋作用、タンパク変性を抑える力、そしてph調整機能をフルに使った剤へのパワーコントロールで、従来の方法では切れてしまうかもしれないエイジング毛にブリーチを使ってデザインを作っていきます。
 
 

3. タテムラブリーチ®︎、ポジティブなムラとネガティブなムラ

メラニンの残留量について少し先述させていただきましたが、森下先生の今日のデザインは、この“差”を使って自然な陰影を作っていくタテムラブリーチ®️です。
 
色素改善と命名されているこのデザインですが、褪色してからも自然な陰影が残り綺麗な色が続くのが特徴。来店スパンを長めに設定し、髪にケミカルダメージを与える回数を減らしていくテクニックでもあります。
 
しかし!
 
 
 
 
元々ハイライトのところもすくって、新しくハイライトを入れるところもすくって、これじゃ元々ハイライトのところは切れちゃうんじゃ…
 
パウダープレックスがあるから勇気を出して攻められると分かっていても、何度見てもハラハラするブリーチ毛への更なるブリーチです。
 
 

 
 
ブリーチ後のモチモチの髪を見て、いつもホッと胸を撫で下ろします。
 
 

4. 白髪ぼかしじゃなくて白髪活かし!

まさやん先生は縦ムラとはまた違ったアプローチで、こちらも森下先生と同じくポジティブなエイジングをサポートする、そんなデザインを提案していただきました。
 
カラーは目で見て塗るとよく言われますが、ブリーチもよく見ていれるが吉。
効果的に白髪の部分とブリーチがブレンドされるように黒い毛を拾ってハイライトにします。
 

 
 
そのハイライトの入れ方も様々な技法を使ってデザインするのがまさやん流。
カットラインや梳き加減もしっかりと把握しながらスライスの厚さを決めるそうです。
 
 

 
 
スタイルが決まるのは良いカットがあってこそだと、こだわりをお話ししてくださったまさやん先生、エイジング毛における良いカットについてもご教示いただきました。
 
 

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