2021年05月12日

最小の工程で最大の結果を生む、桑原先生のバレイヤージュ基礎

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こんにちは詩歌です。
ついにKUNOICHI(TBS)に出ていたお客様にパーソナルトレーニングを紹介してもらいました。
最近の密かなブームは職場サロンからヘアキャンプさんの事務所までお散歩して、オフィスを拝んで帰ることです。
 
 
今回は2021年05月10日に放送された
 

「C・crew 桑原 大貴 ─ お客様の心を掴むオーダーメイドエアタッチ」

 
の様子をダイジェストでお届けいたします。
 
 
何を隠そう当方、桑原先生の大ファンなのです。
以前からYouTubeコンテンツをはじめ、インスタグラム等で技術や写真を追いかけ、その卓越したバランス感覚とデザインの美しさにいつも目が眩む思いでありました。
 
そんな桑原先生が念願叶ってようやくヘアキャンプでセミナーをされると聞きつけるや否や、拝聴を申し出た次第なわけですが。
 
 
見てよかった!!!!!!!!!!!!
 
 
これは本当に素晴らしい。
このままこの映像を教科書にまとめて、専門学校で必修にして欲しい気持ちでいっぱいです。
 
今回はエアタッチを使ってバレイヤージュデザインを作っていただきましたが、このセミナーを見ると普段からバレイヤージュをデザインしている人は新しいエッセンスを取り入れられますし、ゼロからバレイヤージュに取り組みたい人は、1つの正解に辿り着くことができます。
 
 
わかりやすく、実践しやすく、成功しやすい。
 
そんな言うことなしの桑原先生のファーストセミナー、ぜひみなさんに見ていただきたいと思います。
その迷いない指先が、そして刷毛の毛先までが尊すぎて、セミナーを見ながら白飯1杯はイケそうです。
 



 
《桑原大貴先生とは?》

 
 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. セミナーチャート

☑️こんなことが学べます
・桑原先生のエアタッチ
・カラーにおいて大切にしていること
・ほんのり色味を感じるホワイト系カラーレシピ
・エアタッチの毛量調整の方法
・カラーが映えるバックショットの撮り方
 
 
 

2. エアタッチ

早速エアタッチを使って、バレイヤージュデザインの元となるブリーチを塗布していきます。
 
桑原先生がカラーをする上で大切にしていることは、再現性安定した発色だそうです。
長いスパンでお客様の髪の毛を二人三脚で育てていくため、再現性をあげることが無駄なダメージを回避すること、そして安定したクオリティの提供につながります。
 
変球体である人頭の、しかも十人十色の生え方、毛流がある髪の毛を、3〜4ヶ月に1度ないしは半年に一度ブリーチすると仮定した時にどのようにデザインしていくのか。
そのデザインには無理がなく、また再度同じようにできる必要があります。
 
同じようにデザインできる。と聞くと某有名サロンのハイライトリタッチを思い出しますが、なんとまさにこれの逆を行くのが桑原先生の”再現性”の秘密でした。
一人一人の髪の毛を見て、その髪に合わせたデザインを作るためには変わらない何かを物差しの基準に置く必要があります。
 
 

 
 
桑原先生のこだわりはデザインだけではありません。
サスティナブルなヘアカラーをするために、処理剤はもちろん、ブリーチのパワーコントロールも欠かせません。
「あれ?はじめからそんなにパワーコントロールしてもいいの?」なんて思ってしまいましたが、この通り最初のブリーチでここまでちゃんとリフトしてくれます。
 
 

 
 
あとは必要に応じてブリーチを重ねていくだけ。
目で見て塗る。状況を視認して理解する。
 
 

 
 
これまで「そんなもんあきらかに言うは易く行うは難しじゃねーか。」と思ってきましたが。
それを”やりやすく、見えやすく”するための手順とパワーなのだと気がついてさらにリスペクトが増しました。
 
 

3. カット

ホイリングが終わったら少し毛量を調整します。
不思議なタイミングでカットのダイジェストが紹介されていると思った読者の皆さん。
私もそう思いました。でも今、切るんです。
 
なぜってそれが一番効率よく、必要なところだけカットできるから。
 
 

 
 
もちろんデキる美容師は髪の毛を闇雲に梳いたりしません。
ホイルワークしてある今だからこそ必要最低限のカットで最大のパフォーマンスにバトンを繋ぐことができます。
 
ここでカットをするかしないかでバレイヤージュが成功するかどうかが変わってきます。
綺麗なバレイヤージュを作るための、まさに目から鱗!のカット技法を刮目していただきたいと思います。
 
 

4. オンカラー

ブリーチベースがしっかりと整えられたら、オンカラーでディテールを作っていきます。
 
重要ポイントである再現性を高めるために、ブリーチの入れ方はほとんどの場合統一されていると言う桑原先生ですが、ヘアスタイルや骨格、そしてお客様からの要望に応じてオンカラーは細かく設定を変えておられるそうです。
 
 

 
 
冒頭でもお話ししましたが、このオンカラーの色相こそ、その人の目の良さが出るところだと思っていて、
 
 
桑原先生のカラーはまさに、全ジャンルの女子が好きな色(断言)
 
 

 
 
高級感もありつつ柔らかい軽さもあり、苦しくない色。
と言いますか…ご本人からの説明でもありましたが、モンゴロイドである私たちの黄味肌にマッチした色相を捉えつつ、外国人のような透過率、明度、そして自然な気流れを演出してくれる色になっています。
 
とにかく多様なライフスタイルにピタッとフィットして、幅広い年齢層のニーズに応えられる桑原先生のカラー。
このレシピの基礎となる考え方、レシピを教えていただきました。
 
ファン歴がもうすぐ3年になる私ですが、この鉄板レシピは知りうる限り初めてレシピを公開された2019年頃から使っている正真正銘の桑原先生の鉄板です。
 
まさに私のお墨付き。
 
 

 
 
ぐっっっっっこれが世に出てしまうのはっっっちょっと惜しい!!
と言う、出始めからアイドルを応援する古参ファンのような気持ちになってしまうほど、まさに宝石のようなカラーになるので、本当にみなさんに試していただきたい…(と言わなければいけないのがツラい!!!)
 
 

> 次のページでは完成スタイルと動画の一部を公開!

 
 

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