2021年12月15日
-これがSIGN流- リアルサロンワークから学ぶ、カット&デザインカラー&作品撮りの極意
“匠の感性に耳を傾け、見知らぬ世界に気が付く時間”
2021年も刻々と過ぎ去ろうとしておりますが、
その“時”のスピード以上に、美容業界のトレンドや技術は爆進し続けております。
本日は、業界の最前線を常に駆け抜けている匠たちに、お越しいただきました。
2021年12月13日に放送された
SIGN イズミ タカヒロ / 大鶴 翔悟 ─ SIGN流、カット&デザインカラー&作品撮りの極意
の様子をダイジェストでお届けします。
SIGNさんのInstagram総フォロワー数15万人分の1人はこの私、
どうも綴りストこと、Sugaです。
今回はSIGN代表を務められている、お二人によるコラボセミナーが実現いたしました。
イズミ先生には、ロングヘアを約30㎝カットし、ショートヘアにハイライトを入れたデザインを。
大鶴先生には、フェイスハイライト(インナーカラー)のテクニックを、2名のモデルに施していただきます。
更には、常日頃Instagramに投稿されている、作品撮りの様子もご教授いただけます。
・お客様の満足度向上を目指したい方
・最新トレンドを学びたい方
・楽しめる美容を学びたい方
・SNS運用を頑張りたい方
そんな方々にとっては、お腹いっぱい胸いっぱいなセミナーとなっております。
この学びの量で6000円ですか・・・・!?
年末大特価セールが、まさかHAIRCAMPにて開催されているとは思いませんでした。
明日から使える技術が目白押し。
皆様自身、美容師としての進化の“兆し(SIGN)”を、このセミナーで感じてください。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ロングからショート領域のレザーカット技術
・ショートのハイライト理論
・ブリーチワークのデザイン力
・顔周りのカットデザイン
・レイヤーカットのデザイン
・撮影のスキル
・集客のアプローチ
・インスタブランディング
2. 大鶴先生、一人目のモデル施術
早速ですが、大鶴先生によるインナーカラー施術をご披露いただきます。
インナーカラーが流行り出した傾向として、髪色に囚われない在宅ワーカーが増えたことも背景にあると。
髪色で楽しみたい“大人女性”から注目を浴びました。
大鶴先生の作るインナーカラーは、“幅”で印象を操作していきます。
耳上の生え際から・・・
指2本分→仕事でも目立ちにくくされたい人に
指3本分→オーソドックスなデザインをご希望な人に
指4本分→特に目立たせたい人に
今回は指3本分でデザインを作ります。
しっかり明るくしていくために、ホイルを使用。
追いブリーチのやり方等も詳しく解説していただいております。
インナーカラー施術後、
ハイレイヤーのスタイルのカットをしていきます。
前髪、顔まわりなどのフロントゾーンに多くレイヤーが入ったスタイルです。
お客様からも多くオーダーをされるとのことで、正にトレンドのスタイル。
レイヤーが苦手な方は、必見です!
写真を見ながら、どこの髪をどう切ったら写真のような表現ができるか。
事細かに解説していただきました。
3. 大鶴先生、二人目のモデル施術
お二人目のモデルさんには、前髪にもブリーチを塗布していきます。
デザインを奇抜にさせ過ぎないよに、今回は2〜3mmの幅で調整。
2〜3mmでどんな効果が得られるのか?
ここには大鶴先生の“さりげないお洒落感”を、感じる事でしょう。
すでに毛先はブリーチ毛である為、根本をリタッチしていきます。
そして、サイドのブリーチリタッチではペーパーを使用。
根本を立ち上がらせてギリギリを攻めていきます。
オンカラーでは、先に根本をしっかり潰しながら塗り進めます。
この一手間で仕上がりが大きく違ってくると大鶴先生は仰います。
4. イズミ先生、ショートカット
モデルさんBeforeがこちら
毛先には4回ほど、根本10㎝以降には2回ほどブリーチを施した履歴があります。
ここからショートとボブの間を目指してカットしていただきます。
普段サロンワークでは、シザーもレザーも使用されるイズミ先生。
今回はレザーをメインにデザインしていただきます。
ハイライト技術で定評のあるSIGNさんですが、カット技術も特に重要視されているとのこと。
お客様の満足度を向上させていくには必要不可欠。
自分たちが支持されるためには、極めていかなければならないことだと仰います。
モデルさんは癖毛で多毛なため、難易度は高い。
本当に技術を要する事例かなと。
(見ている側もドキドキいたします)
レザーカットは刃先の角度で切り口をコントロールしていきます。
ライン感を出したければ、刃を立てて。
ライン感をぼかして、柔らかい質感にしたければ刃を寝かせます。
ストロークも広くとるか、狭くするか。
そもそも刃を縦に入れて質感と量感を調整するのか。
目的に合わせて様々な切り方があるとイズミ先生は教えてくださいます。
左手と右手のコントロールがとても難しく、練習は絶対に必要です。
しかし、使いこなせることでデザインの可能性も広がります。
まだの方は、この機会にレザーを手に取ってみてはいかがでしょうか。
5. イズミ先生、ハイライト施術
ドライカットのみでこのまとまり。
ここまででカットはまだ50%だそうですが、、さすがです!
ここでハイライトの施術に入るのですが、根本10センチから下がブリーチ履歴があります。
髪にダメージを極力与えないためにも、薬剤を塗り分けていきます。
そして、イズミ先生のハイライトの考え方も資料を使って解説して頂きました。
その中の一部をご紹介。
“ムーブエリアとベースエリア”についてです。
→ムーブエリアでは髪が動きやすいので、細く多く入れていくことが多いと。テンションはかけずに繊細に入れていきます。
→ベースエリアでは、髪が動きにくいのでハイライトは太めに入れることがい多そう。
実際に施術しながら体現していただきました。
SIGNさんでは、こうしたマニュアルを共有することで、ハイクオリティな技術の統一化を図っております。
教育する側の立場の方も必見な内容となっております。
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