2023年10月03日
【徹底解説】白髪を魅力に!透明感を操るグレイカラー
こんにちは、北国でフリーランス美容師をしているヨシダです!
本日は、2023年9月25日に放送された
ブリーチなしで叶える「魅せるグレイカラー」 ─ supported by Schwarzkopf
のセミナーダイジェストをお届けします。
白髪が持っている透明感を活かし、魅力的に染めることができるのが三田先生の魅せるグレイカラーです。
白髪に悩む大人女性の髪質は変化が起こりやすく、ダメージやうねり、くせなどを気にされていることが多くあります。
ブリーチを使わない魅せるグレイヘアでのカラーリングはダメージレベルがほぼ均一となり、縮毛矯正や髪質改善などのメニューを提案することが可能です。
お客様の白髪へのストレスを減らすことだけでなく、ダメージやくせのお悩みも考慮したきれいな髪をつくる提案ができることはお客様を生涯顧客へと近づけることができます!
こんな方におすすめです
・的確に薬剤を選定できるようになりたい!
・ブリーチを使った方がいい場合の見極めがわからない
・しっかり染める白髪染めをされてきたお客様に対する提案の仕方を知りたい
三田先生の魅せるグレイカラーを学べば、白髪をもっと魅力的に染めることができるという価値を提供できるようになります。
そしてなんと今回は、Schwarzkopさんのタイアップセミナーということで“無料”で受講できます!
まずはこちらのダイジェスト記事で見所をご確認ください。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ブリーチ無しで白髪を染めるカラー理論
・無理なく脱白髪染めへ移行していく提案方法
・お客様の白髪の概念を変えるマインド
2. 魅せるグレイカラー塗布のポイント
[モデルbefore]
・白髪率60%程度
・毛先に縮毛矯正の履歴あり。沈みやすいので工夫してカラーリングしていく必要があります。
魅せるグレイヘアでのカラー塗布の注意点は
根元には溜めるけど頭皮にはつけないことです。
14レベルのカラー剤が含まれているので頭皮に刺激を感じるお客様もいらっしゃいます。
できるだけ頭皮につけずに根元に溜める。おしゃれ染めよりもしっかりとカラー剤を乗せてあげることで白髪に対してアプローチします。
はえ癖が下を向いているところは分けとって下から上に塗布していきます。
ピンクとアッシュ、クリアを調合したカラーを毛先に塗布し、放置時間に入ります。
3. 基礎からわかる!脱白髪染め【魅せるグレイヘア】とは
脱白髪染めって結局一体何なの?という疑問はここで全て解決!
三田先生がわかりやすく解説してくださいます。
・脱白髪染めについて
・おしゃれ染め
・白髪染め
・白髪ぼかし
・魅せるグレイヘア
それぞれの違いと特徴を再確認し、お客様へのベストなご提案につなげましょう!
白髪の最大の魅力は3つあります。
・立体感は白髪を2色に染めることで天然のハイライトとして活かすことができます。
・透明感は白髪そのもの。色味やブラウンの色素を加える量によってコントロールすることができます。
・白髪は純白のパレット。多彩な色を楽しめるのは白髪があってからこそ。表現の幅が広がります。
グレイカラーに特化されている三田先生の白髪をポジティブに捉え魅力に変えるマインドはお客様のカウンセリングや提案に生かすことができそうです!
白髪の量によって変わる透明感の違いもとてもわかりやすく解説してくださっています!
表現できるカラーが増えれば、お客様も毎回のカラーを楽しみにしてくれること間違いなしですね。
4. 【加減法】グレイヘアでの考え方
加減法解説の前に、ハイライトでぼかす必要があるかどうかの見極めについての解説です。
脱白髪染めをするにあたり、ブリーチが必要かどうかは
毛先の褪色の状態を見て判断します。
写真左、根元が(地毛と白髪の)2色、毛先が1色になっている場合、ハイライトを入れて境目をなじませた方が脱白髪染めで目指すカラーに早く近づけることができます。
加減法とは、明度が明るい薬と濃度が濃い薬を組み合わせて明るく濃いカラー剤を作る方法です。
彩度に使用する薬剤は、鮮やかな発色をさせたいのかナチュラルに仕上げたいのかによって ベーシックシェードとグレイシェードを使い分けます。
脱白髪染めに移行するはじめの頃はブラウンが多く含まれているグレイシェードから始めてみると簡単にできます!と三田先生はおっしゃっています。
加減法って、結局何レベルになるのか分からないという疑問が浮かんできたそこのあなた!!
今回のセミナーでは加減法早見表を公開してくださっています。
是非スクショして保存しサロンワークで活用しましょう。
カラーのチェックをする際のポイントは、白髪と黒髪が2色に染まっていることが理想の状態です。
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