2020年10月07日
ホイルヤージュベースで逆チップハイライトで作る外国人風カラー。エアータッチを超える馴染み抜群のルーツタップ教えます!
こんにちは!
最近季節も変わってきてお客様が求めるカラーも秋を意識したオーダーが増えてきましたよね!
僕の中でもこれからの時期のお気に入りレシピが出来ました!
皆さんもそういうのってありますよね?
さて今回の記事は、〔three ムラタサダヒロ – Foilyage highlight root tap shadowroots technique〕のダイジェストをお送り致します!
ムラタサダヒロ先生はHAIRCAMPでも何度もセミナーをして頂いており、プラットフォームでもM3というオンラインサロンを運営している人気講師です。
また、Instagramではフォロワー4万人越え、最近では中国にも進出し業界内外で注目の方です!
そしてムラタサダヒロ先生と言えば、バレイヤージュやハイライトなどで作る外国人風カラーが人気ですよね。
今回は外国人風カラーを作る上で、既存の技術と最新の技術を組み合わせてアジア人の髪質に特化したテクニックを披露して頂きます!
すでに外国人風カラーをバンバン施術してるという方でも新しい引き出しが増えると思いますので是非最後までお付き合い下さい!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ブリーチの選び方
・ルーツタップによるディバイディングラインの馴染ませ方
・オンカラーの練習方法
・いろんな履歴の新規様への対応の仕方
・年間を通したデザイン提案
2. モデルbefore〜ブリーチ選定
今回のモデルさんの状態は、すでに前回ムラタサダヒロ先生によって全頭ブリーチを施してから、シャドウルーツで染めた状態です。
染める前からすでにもう仕上がっているかのように綺麗ですよね!
今回お伝えするホイルヤージュのハイライトデザインは、全頭ブリーチをして赤味を削った状態であることが前提条件となります。
このことに関しては次の項目で詳しくご説明していきます。
全体にブリーチをしている状態なので、ブリーチの選定にはこだわりが必要です。
ダメージを考慮して、ブリーチは処理材を混ぜてオキシは3%を使用していきます。
オキシを選ぶ際の注意点としては、最初に弱めの設定をして抜けが甘ければ追いブリーチの際に強めに変えるなどの調整をします。
そうすることで髪のダメージがいきすぎてしまうリスクを減らしています。
処理材も、切れにくくしたいのか、しっとりとツヤ感が出るようにしたいのか、など仕上げたい質感に合わせて変えているそうです。
今回はしっとりとツヤ感のある仕上がりを目指した処理材を使用しています。
3. ホイルヤージュでハイライト
モデルさんに合わせてブリーチの準備は完了!いよいよ塗布です!
今回はホイルヤージュをハイライトで作っていきます。
ホイルヤージュとはバレイヤージュのデザインをアルミホイルを使って作っていく方法です。
アルミホイルを使うメリットは保温効果が高いためブリーチの抜けを促進してくれたり、ブリーチしたくない場所とセパレート出来ることが大きなメリットです。
塗布していく順番としては前髪→TOP→ネープからバック全体→両サイドという順です。
理由としては、スジ感の出るデザインにおいて前髪部分とTOPの部分が肝になるため、1番明るく抜けていて欲しいから。
最終的なデザインをイメージして順番も変えているのですね。
とりあえずネープからという何も考えないで施術に入るのは卒業しましょう!
そしてハイライトを入れる場合、基本的にはコームで等間隔にすくいあげたチップをブリーチしていきますよね?
今回は逆なんです。
すくいあげたチップをブリーチするのではなく、落とす方のピッチ部分をブリーチしていきます。
先ほど少しお話ししたことが、ここにつながってきます。
今回のデザインは全頭をブリーチしていることが前提だとお話ししましたね。
それは、ハイライト施術のみではブリーチをする所としない所ができるからなんです。
ブリーチしない部分がそのまま残るため、アジア人特有の赤味が消し切れません。
そうすると馴染みが悪く仕上がりの色の雰囲気が綺麗にならないのです。
しかし、すでに全頭ブリーチをしている髪なら今回ブリーチをしなくても赤味は出づらいですからね。
こうして全頭にハイライトを入れていきます。
ハイライトはバックコーミングを軽く入れてからブリーチを塗布していきます。
やり方がわかればとてもシンプルな手順になるので、ここで質疑応答やハイライトを入れるポイントなどを解説しているので本編でじっくりとご覧下さい。
4. 追いブリーチ
全体塗布終了後に20分放置してからチェック&追いブリーチをしていきます。
追いブリーチではブリーチ剤を1回目より更に弱めて使用していきます。
チェックをしてその時の髪の状態によって、オキシをコントロールしたり加温したり調整するそうです。
加温と言っても全体に加温機を当てるのでは無く、例えば部分的に暗い所があればそこだけドライヤーを当てたり低温にしたアイロンをアルミホイル越しにあてたりすることもあるそうです。
大事なのはいかにベースを整えるか。
チェックの時点でムラになっているものをそのまま放置してしまったら、仕上がりまでムラになるのは当たり前です。
途中でチェックをしてその後どうするのかをジャッジするのは必須ですね。
- 1
- 2