2021年12月16日
siki presents 2022年のトレンドカラー!ローライト&恐竜カラー&くすみベージュの3スタイルを完全公開!
目次
こんにちは!ライターの秋山です!
2021年も終盤に差し掛かり、先日今年の漢字も発表されましたね。
「金」
美容業界でもブリーチ施術が定番化し、この一字を表すには絶好の年となったのではないでしょうか。
さて、本日は
「siki 伊藤 竜 / marin / karin ─ perfect color seminar」
のセミナーダイジェストをお送り致します!
sikiと言えば圧倒的ハイセンスな世界観とハイトーンカラーが印象的なサロン。インスタグラムで見る空間は「sikiっぽさ」を感じます。
sikiの伊藤先生を始め、若手ホープのkarin先生とmarin先生の3名による2022年に向けたトレンドカラーセミナー。
伊藤先生はローライトを使ったデザインカラー。
karin先生は自身の代名詞とも言える恐竜カラー。
marin先生はオーダー人気No. 1のくすみベージュの鉄板レシピ。
どれも楽しみでしかないです!
それではさっそく「sikiっぽさ」を一緒に体感しようではありませんか!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・オンカラーの配合の考え方
・撮影の理論
・鉄板ベージュカラーの配合
・可愛いスタイリング
2. karin先生パート〜ライトナーで作るベース〜
まずはkarin先生のパートから。
こちらがBeforeになります。根元はカラーの履歴で毛先がブリーチの履歴になります。
根元をライトナーでトーンアップし、毛先はパワーコントロールしたローブリーチで残留除去をしていきます。
karin先生の恐竜カラーは根元と毛先を違う色合いでデザインするカラーの為、ベースのアンダートーンにもあえて差をつけます。
まずは根本の部分をライトナーで塗布します。
塗布量のコントロールを目で見ながら変えているので、karin先生ならではのこだわりの塗布に注目して下さい。
このくらいの明度差が流しの目安。残留も取れてオンカラーの目的色に発色するかが判断基準になるそうです。
根元にブリーチを使用せずライトナーを使うのも理由があります。ライトナーを使うメリットはダメージの低減とムラになりにくい事だそうです。
今回のようにリタッチ幅が長い場合は特にムラになりやすいですが、ライトナーならそのような失敗を起こしにくいのです。
流したらいよいよ恐竜カラーのオンカラーになります!
3. karin先生パート〜恐竜カラー塗布〜
こちらが塗布前の状態です。
根元のオレンジはそのまま、毛先にだけ色を入れます。
今回のBeforeのようなリタッチを毛先の明度までブリーチで繋げるのは難易度も高く切れ毛リスクも高まります。
しかし、ライトナーだと繋ぎやすいですし、根元が伸びてきた次のリタッチも容易です。何よりも根元は色味を入れていない為色落ちしないのが良いですね!
奇抜な見た目とは裏腹に無理なく継続しやすい、お客様に優しいデザインだなと思いました。
毛先はあっと言う間に色が入る為中間の繋ぎ部分が染まれば流します!
4. karin先生パート〜スタイリング&撮影〜
こちらが仕上がりです!めちゃくちゃ可愛いです!
と思った矢先にkarin先生から衝撃発言が飛び出します。
「人によっては可愛いと思われないデザインなんです。」
なんと…!!素直過ぎてファンになりました!
karin先生曰く 「ジャージをオシャレに着こなすような方にして欲しいカラー」 だそうです!
スタイリングはシンプルにストレートでオイルを付けて束感になるくらいの質感にします。
あとは顔周りの動きをポイントに。デザインが奇抜なだけにスタイリングは作り過ぎ無い方がオシャレなんですね!
撮影はiPhoneで。今回のようなボブの場合はカットラインを見せて撮る事を意識します。
また、耳を出すことで変わるカットラインがkarin先生のお気に入りポイントだそうです。
そんな風に動かして撮るのかと、とても勉強になりました。
冒頭で話した「sikiっぽさ」はもちろんのこと、「karin先生っぽさ」という世界観がすでにある、とても素敵な恐竜カラーでした!
karin先生、ありがとうございました!
5. 伊藤先生パート〜ローライト&ベース塗布〜
続いては伊藤先生のローライトのデザインカラーです。Beforeはこちら。
ベースが暖色系のベージュで、ローライトでブラウンを入れます。
伊藤先生のローライトの入れ方に注目です!
毛束が落ちる位置、顔まわりに出てきた時の見え方などを計算して入れていきます。
ローライトが入れ終わったら根元の塗布に入ります。根元はブリーチ毛と馴染ませる為にオレンジ味が出にくい設定に。
ホイルが付いたままの塗布になる為、塗り漏れの無いようホイルの間などもしっかりチェックし、毛先も後から塗っていきます。
狙う色みは外国人の地毛のような透明感のある色合いだそうです。
根元、毛先、ローライトの配合の考え方にも伊藤先生のこだわりを感じました。是非本編でチェックして下さい!
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