2020年06月10日
ブリーチ初心者から、既存に飽きてしまった上級者まで楽しめる!近藤康雄先生の多色で魅せるチャンクカラー3選
先日の黒木先生にラブコールを送ったばかりの私ですが、早速今日は近藤先生のチャンクカラーにも心を奪われています。
どうも、ブルゾンちえみと同郷、書いたライブは大盛況
コラムライターの詩歌です。
地球上に美容師、何人いると思ってるの〜!
\50万人超!/(厚生労働省調べ)
と言うわけで、今回は2020年06月09日に放送された
「電髪倶楽部street 近藤 康雄 – 地毛を生かしてポイントで魅せる『チャンクカラー』」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
ちょっと黒木先生と近藤先生に感化されすぎて、真顔で書き出しのネタを小一時間考えました。
黒木先生が西の白虎なら近藤先生は東の青龍です。
そして私は男はどんどん取り替えても、美容師さんとはじっくりコトコト、ブリーチのように仲良くなりたい派です。
さて!今回近藤先生のセミナーは、地毛を活かしてポイントで魅せる『チャンクカラー』がテーマということで、近藤先生にはアツい熊谷からアツいカラーセミナーをお送り頂きました。
一時のブームを超えて一つのジャンルとなったハイトーンカラーですが、そんなハイトーンカラーの中にも様々なデザインが生まれ巷を賑わせています。
正直もう飽和状態なんじゃないか…どうやって差別化すればいいかわからない…そんな美容師さんはもちろん、もっともっとカラーデザインの幅を増やしたい方には必見のセミナーとなっています。
誰もが一度はやってみたいと思う原色を取り入れたカラーリング。
しかし原色を使ったデザインとなると失敗は許されません。
・とにかくどこから手をつけていいかわからない。
・どの順番で塗ったらグラデーションになるか計算できない。
・付けちゃいけない所に剤をつけてしまったらどうしよう。
・色がずれて滲んでしまったらどうしよう。
そんな皆さんの悩みに今回、一人のレジェンドが真っ白のTシャツで挑みました。
様々なプロフェッショナルの理論がある中で、『異彩』のデザイン技術を持つアーティスト近藤康雄先生による待望のオンラインセミナー。
塩基性の鮮やかさをふんだんに活かしながらも、上品に地毛と馴染む魔法のテクニック。
緻密に計算された理論とアメージングな職人技が合わさる、唯一無二なデザインカラーの秘密を、今回は包み隠さずお送りしていきます。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. このセミナーでは
・最小限で最大限の効果を生み出すポイント
・コンテスト等でも使えるデザインのヒント
・塩基性カラーの使いこなし術
・セクショニングの考え方
チャンクカラーとは最小限の範囲で最大限の効果が望める、より大胆な表現ができるカラーテクニックです。
地毛ベースはもちろん、中明度にカラーされた髪にも、全体がハイトーンの髪にもデザインすることができます。
チャンクカラーはカラーテクニックですが、スタイルの重たく見えがちな部分、そして毛流れが見えない部分をデザインする意味では、カットや毛髪の流れについてもしっかりと理解しておく必要があります。
2. セクショニングの考え方
今回のセミナーの中で、カラーを塗らない人にも是非見ていただきたい近藤先生のセクショニングの話は、人頭を理解する上で不可欠な考え方です。
インスタグラムで沢山の近藤先生のカラーを見ている方はご存知だと思いますが、なんとなく綺麗に見えるデザインの裏側には、徹底して研究された近藤先生のデザインノウハウがあります。
頭部を5つのパートにセクショニングし、各セクションの毛髪が、自然な状態でどのように動くか、そしてレングスによってどこまで落ちてくるのかを正しく理解しておく必要があります。
これらの
・どう動くか
・どこにかかるか
を踏まえた上で、今回は3つのアメージングカラーをデモンストレーションしていただきました!
3. ハイレイヤーウルフに単色毒
早速1スタイル目は、再熱中のハイレイヤーにモノクロームカラーでピンクを入れていきます。
モノクローム(単色)、と言うことで仕上がりの見え方は単色カラーですが、実際に使うのは2色です。
この2色をある法則に則って染めていくことで、シンプルなのに立体感のある、そして存在感も抜群のアメージングカラーになります。
どのように染めるかだけでなく、なぜこの形でデザインしたかも教えてくださっています。
この”なぜ”の部分をしっかりと理解することで、次のスタイルに応用して、デザインの幅を広げていくことが可能です。
4. ショートレイヤーに濃淡毒
続いてアシンメトリーなショートレイヤーをグラデーションに染めていきます。
ショートレイヤーと言う驚異的に短い髪も近藤先生の手腕にかかれば美しいグラデーションになります。
これまで毛の短いお客様のグラデーションは施術が難しいと思われていたと思います。
しかし、よく考えるとグラデーションを作るということは1パネルの中で完結させる必要は無いのです。
頭の丸みをよく観察し、毛髪がどのように流れどう動くかという中で配色を決めていきます。
また近藤先生の奥行きを出すための隠し味、秘密の”ブランク”にも迫ります。
ただ同じようにビビットなカラーを重ねていくだけではありません。
この”ブランク”こそがデザインの中で光になり、そして影にもなる、まさに名脇役といった所でしょうか。
こういった深く考え抜かれたディティールが、仕上がりの馴染みや上品さにつながっていきます。
5. グラデーションボブに虹色毒
最後に、前下がりのグラボブを虹色のマルチカラーで染めていきます。
チャンクカラーをデザインするとき、自然とそのような色で生えてきたようにデザインを心がけると言う近藤先生。
このカラー配色でどうやって自然に配色するんだ…と思っていた私ですが、視認性によって幅を変えたり、頭の丸みを利用して染色部をずらすことで、本当に髪の表面に虹がかかったようなデザインになりました。
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