2020年11月12日
芋づる式ハイライト?!ハイライトマスター赤津先生によるお客様がお客様を呼ぶハイライトデザイン。
こんにちは詩歌です。
日が暮れるのが早くなり、気温もすっかり冬らしくなりました。
最近私はというと、人気のGotoトラベル地域共通クーポンでリラクゼーションのサービス提携店を発見したので、ヘアサロンも提携しているところがないか探しています。
遠方から東京に来られる方が、旅行ついでに銀座のヘアサロンで綺麗になって帰っていく。
そんなスペシャルな旅ができたら人生が豊かになりそうですね。
さて今回は2020年11月10日に放送された
「stair:case 赤津まゆ美 – 驚異のハイライト率98%!! お客様をトリコにする『通うたびに進化し続けるハイライトデザイン』」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
デザインカラーの台頭により、ブリーチしている人を見ない日はなくなった今、
その流行に合わせて多くの人が『外国人風』カラーに憧れ、実際にそのようなデザインをオーダーしています。
そんな中で流行を汲み、ニーズに合ったデザインを完璧に作ろうとするあまり、現在日本の街には似たり寄ったりの量産型コントラストハイライトが溢れています。
しかし私たちが追いかけている完璧で均一なハイライトは果たして本当に『外国人風』と言えるのでしょうか。
そこで今回は外国ナイズドされているお客様からの信頼が厚く、ご自身も海外が大好き!
そしてとにかくハイライトが大好きで、デビュー前からずっとハイライトを研究して来たと言う赤津先生をお招きして、銀座の有名サロンstair:caseで大人気の、よりリアルなブロンドハイライトを教えていただきました。
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・単に繋げるのではない新しいハイライトのリタッチの作り方
・黒髪からブロンドへの自然なグラデーションを作るテクニック
・退色も楽しみになるトナーのレシピ
2. 見どころ
赤津先生のハイライトは
・実際に外国に住んでいた
・外国人のパートナーがいる
・外国が本当に好き
そんな本物志向のお客様から厚い支持を得ていて、そのハイライトメニュー比率はなんと98%にも上ります。
日本人の黒い髪からハイライトを何度も重ね、育てて、本当に外国人のような後ろ姿が出来上がるのが赤津先生のハイライトです。
↑こちらの画像が今日のハイライトのゴールになるイメージですが、実はこの中にお1人だけ外国人の方のお写真が入っています。
こうして並べてみても本当の外国人の方の髪と赤津先生が作ったハイライトの見分けはつけられません。
メラニン色素の量も違えば毛質も違うコーカソイドの人々の髪、それに憧れる私たちをこんなにも自然に染めてくれるのは赤津先生だけです。
自然なハイライトでカラーの持ちも抜群なため、今回のモデルさんもなんと、前回のカラーから5ヶ月が経過しているそうです。
この後ろ姿で前回のカラーから5ヶ月後とはまさに恐るべし。
5ヶ月も綺麗な状態が維持できたらお客様としても御の字ですし、技術者としての信用度も爆上がり間違いなしです。
カラーから時間が経っても先ほど紹介したお写真のように安っぽいオレンジ味は一切なし、ディバイディングラインすらない美しいハイライトを手に入れるテクニックを、全て教えていただきました!
3. ハイライト
赤津先生のハイライトはシンプルかつ大胆。
流れるように手際よく、迷いなくハイライトを入れていく様はまさに玄人そのものです。
お客様からも感心されるその迷いのないハイライトを会得するためにはいくつかのコツがありました。
まずはブロッキング。ただ真っ直ぐ地面と垂直に4つのブロックに取り分けるのではなく、赤津先生はなんと毛流れを見ながら自然に3つのブロックに取り分けてハイライトを入れ始めます。
このようにブロッキングすることでフロントとバックをシームレスにつなぐことができるため、360度どの方向から見ても美しいハイライトの重なりを作ることができます。
次に大事なのは立ち位置です。
ホイルをズラさず落とさず狙って取ったチップをしっかりとホイリングでき、しかもきちんと毛をロックしながら折り込める体の位置はとても重要です。
続いてハケの使い方にも注目です。
目にもとまらぬ速さでハイライトを塗布していく赤津先生ですが、その塗り始めは繊細にフェードインされており、尚且つそのこだわりのハケ使いによってディバイディングラインのオレンジを作らない塗布の仕方をされています。
これさえマスターすれば、今回のハイライトのテクニックもマスターできる!そう言っても過言ではないほど大事なハケの使い方。
この方法をうまく使えるようになると、バックコーム等をしなくともハイライトの根本に横棒1文字のようなラインがない根元から生えて来たようなハイライトを作ることができます。
ハイライトはエアタッチやバレイヤージュに比べホイル内の薬剤の塗布量を技術者がコントロールしやすいテクニックです。
大胆なデザインに欠かせない塗布量のコントロール、そして塗り漏れのないホイルワークについてもお話ししていただいているので、外国人風ハイライトに限らず全てのハイライトに通ずるベーシックテクニックも同時に身につけることができます。
4. トナー
ハイライトが仕上がったら一度流してトリートメントを挟み、お席に戻ってトナーしていきます。
トナー前なのにすでに完成かな?と思うほど良い色と良い質感でトナーに進むため、お客様のワクワク感はこの時点で鰻登りです。
さてここからが5ヶ月経っても可愛いカラーの秘蔵レシピの公開です。
本当に自然な毛色にするためには、このトナーでどんな色に着地させるかが重要になってきます。
どのくらい色味を出すのか、どんな色合いにするのか。
もちろん仕上がりのトーンによって、ハイライトをどこまでリフトさせるかも決まって来ます。
今回は絶対的に色落ちも可愛くするため、2種類の薬剤を使ってトナーイングしていきます。
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