2021年07月06日
ハイライトの苦手がなくなる!絶対に見るべき技術、”ミランダライツ”
こんにちは、ユーガです!
そろそろ夏本番、テンションが上がる時期になってきますね。
今年は何しよう…とばかり考えてしまいます笑
そんな夏の時期にオーダーが多くなってくるのが、ハイライトカラーではないでしょうか?
「夏だから明るくしたい」という声にぴったりの施術だと思います。
ですが、「ダメージが気になるから…」、「なかなか思った色にならない…」という理由でチャレンジできないお客様、
「どうやってもハイライトが目立たない…」、と悩まれている美容師さんも少なくないはずです。
今回はそんな悩みに応えてくれるハイライトのスペシャリストの登場です!
題して、
SIGN大牧弘昌-最上級のコントラスト!ミランダライツ
その内容をダイジェストでお送り致します。
今、一番旬なハイライト技術を見れるチャンスです!
夏本番前にしっかり学んで、お客様に喜んでもらいましょう!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・失敗しない、追いブリーチの極意
・ハイライトを最大限活かすオンカラーの方法
・リピート必至のスタイリング
・Instagramで映える、撮影方法
まずは皆さん、最初に気になったのではないでしょうか?
ミランダライツとは何か?
これは大牧先生いわく、「ミランダカーのようなコントラストがついているハイライト」
という意味だそうです。
大人ハイライトなど、ナチュラルなハイライトは多く見ますが、コントラストがかなり効いたハイライトはなかなか見ないのが現状です。
大牧先生はそこに目をつけられて、他との違いを出す為に作った技術だと仰っていました。
しかも今回は、ベースを暗くしすぎず、コントラストを出してより外人風なスタイルを見せてくださるそうです。
現状に満足せず、常により良い物を目指すからこそ、お客様や美容師からの支持も厚いのではないでしょうか?
ネーミングの由来を聞いただけで、どんな施術になるのか楽しみです!
2.ハイライト施術
まず、モデルさんのBeforeがこちら、
オレンジっぽく退色していて、毛先にハイライトの履歴も混在しています。
普段来店されるお客様にも、多い状態ではないでしょうか?
では、お待ちかね、ハイライトを入れていきます。
まずはヘムラインから、結んだ時にもハイライトが見えるように計算して入れていきます。
スライスの角度など、あまり考えずにとってしまいがちなところも、仕上がり、骨格を意識して論理的にとられていました。
ホイルも8枚くらいしか入っていません。
「そんなに少なくて大丈夫!?」と思いがちですが、大牧先生は、完成はもちろん、髪のダメージやお客様の時間もしっかり考えてのこの枚数にされていました。
ハイライトだから時間が掛かって当たり前、ダメージして当たり前、ではなく、より良いものを提供していく大牧先生のこだわりが見える施術でした。
こちらが入れ終わり。
ハイライト施術で迷いがちなカバーリングのことなどもしっかりと解説頂いています!
序盤から有益な情報が多いので見逃し厳禁ですよ!
3.追いブリーチ、ベース塗布
今回、一番大事と言っても過言ではない追いブリーチに入っていきます。
皆さん追いブリーチをするとき、一気に全部塗布していませんか?
大牧先生は、1つのパネルの中でもしっかりと色を見てブリーチ塗布されていました。
履歴が混在しているということは、もちろん抜け方も均一ではありません。
抜けているところには無駄に塗布せず、抜けがあまいところ中心に塗布していきます。
経験と練習に裏付けられた、さすが大牧先生な施術でした!
そして、ベース塗布は必ずやる、という大牧先生。
ここを飛ばしてしまうと、ハイライトが目立たない原因になります。
今回は、9トーンくらいのグレージュ系のカラー剤を塗布していきます。
ベース塗布するとハイライトに移る心配があるかと思いますが、今回はベースのカラー剤にピンク系の色味を少し混ぜることによって色移りしにくくなるようにされているのと、少し移っても良いくらいのブリーチコントロールをされていました。
本当にしっかり考えられている技術だと感じました。
無駄な時間は一つもありません!
4.オンカラー
1度流して根本付近のオレンジを消していきます。
これも絶対にオレンジが残らないようにしっかり見ながら塗布していきます。
今回、狙っていない場所にブリーチがついてしまっている場合の対処法も実践頂きました。
ハイライトのように時間がかかり、難しい施術には思いも寄らない事故もおこりうると思います。
そこにどう対処するかが大事、と大牧先生は仰いました。
迅速に、お客様のケアも忘れずにやっていく。何人ものハイライトをやってきた大牧先生だからこそ編み出せた方法ではないでしょうか。
ハイライトを完璧に仕上げられる技術があれば、技術スピードも上がり、お客様の負担も減りますよね!
是非とも習得して、サロンワークでも実践していきたいですね!
- 1
- 2