2020年02月05日
スピード×クオリティで再来店を促す、山崎健吾先生の満足度UPマル秘テクニック
こんにちは、コラムライターの詩歌です。
世間では寒いのか暖かいのかわからない日が続き、早い花粉も飛び始め、怖い風邪が流行っていますが、自宅で見られるHAIR CAMPのセミナーはやっぱり最高です。
さて今回は、2020年2月4日に放送された
「最速!2.5時間で作る実践向きなコントラストバレイヤージュ」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
「レベルの高い技術は都市部だけのもの」
そんな常識はSNSの発展と共に塗り替えられてきました。
クオリティの高い技術を求めるお客様は日本全国に存在し、またその期待に応えるように各地の美容師も情報を求め続けています。
そんな美容師の意欲に応えるべく
自身の知識と技術を発信するフリーランス美容師、山崎健吾先生。
今回待望のヘアキャンプ3回目となるセミナーが開講されます。
類稀な分かりやすさを誇る山崎先生のオンラインセミナーは、一度見れば皆さんもその虜になること間違いなしです。
今回披露していただくのは、スピードとクオリティが両立したサロンワークと相性が良い実践向きの技術
“最速のコントラストバレイヤージュ”
サロンワークでも取り入れやすく、なおかつ、お客様から満足していただけるこだわりの技術を一挙大公開。
私も、すぐにでも今日のセミナーのカラーを、そしてデザインの操り方を、明日の仕事から実践したいと思います。
1. セミナーチャート
・黒髪、ブラウン、ブリーチ毛からのパターン別コントラストの作り方
・ショート、ボブ、ミディアム、ロングのパターン別コントラストの作り方
・バレイヤージュのトラブルシューティング
・バレイヤージュの提案、カウンセリング、次回提案
今、最もニーズのあるカラースタイルであるバレイヤージュ。
これまで何本もコラムを書かせていただきましたが、今回のセミナーは何より手早く、少ない工程で行うことができるため、実際のサロンワークをこの工程で行うと、ブリーチオンカラーが異例の2.5時間で完結します。
2. ブリーチワーク
〈塗布〉
まずセミナーの最初に登場するのは衝撃のブリーチ塗布方法です。
5つのセクションにブロッキングしてブリーチを塗布していきますが、そのスピードはなんとおよそ 5 分 。
デザインによっては、ブリーチ塗布だけで30分以上かかってしまいがちなバレイヤージュブリーチですが、そこを5分ほどで終わらせることによって、大事な表面や顔周りのデザインに十分な時間をかけることが可能です。
もちろん、5分で塗布すると言う事はスライスも必要に応じて厚くなっていきます。
その分厚くとった毛束にも、しっかりブリーチが行き届く塗布方法もご紹介します。
〈見極め〉
この方法を使う事で隙間なく薬剤を塗布し、均一なベースを作っていきます。
ベースを塗り終えたら、お客様の仕上がりイメージに近づけるために、どの明度までブリーチをリフトさせるのか見極めていきます。
ブリーチワークで大事な要素の1つに、TPOでオキシを使い分けることが挙げられます。
オキシの強さ、種類によって、パワーコントロールができることはご存知の方も多いと思いますが、それぞれのメリットデメリットを深く理解することで、一人ひとりの毛髪の状態に合ったエネルギー調整をすることができます。
3. オンカラー
均一なベースができたら色をのせていきます。
ブリーチ部分が緑になったり黄色く残ってしまったときの「なぜ?」の疑問にもアプローチ。
ブリーチ部分と、暗く残した部分の、髪に含まれている色を分析する事で、なぜ塗り分けが必要か、また、トラブルを回避できる理由も解説してくださいました。
4. スタイルごとのバレイヤージュ
バレイヤージュはロングでなくとも施術可能です。
基礎的な構造を正しく理解していれば、アンダーの色味や髪の長さ、スタイルによって、自分で似合わせバレイヤージュを組み立てることができます。
どんなスタイルにも共通して使える大事なポイントと、スタイル別で変わってくるテクニックを知ることで、工程の無駄を省き、満足度の高いデザインを目指して頂ければと思います。
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