2022年08月10日
複雑履歴を恐れない、ブリーチコントロールを思いのままに!自分だけの″型″を作ろう!
こんにちは!ライターの秋山です!
本日は
「Vif田中 元 ─ 【ブリーチコントロール】で完全攻略複雑履歴からバレイヤージュへ」
のセミナー内容をダイジェストでお送り致します!
田中先生はヘアカラー全般を学べるオンラインサロンの講師を務めております。
Instagramでもカラーにまつわる技術や情報を発信していて、とても知見の広いお方。
そんな田中先生に、バレイヤージュをご教授頂きます!
とは言ってもデザインや方法だけを学べるセミナーではございません。
“複雑履歴”に対してベースを整えるブリーチコントロールを披露して下さいます。
それがどんなものなのかは、聞いた百より見た一つ。まずはこちらをご覧下さい!!
バレイヤージュやハイライトの履歴が積み重なり、中には暗くした場所も。
実際のサロンワークでも起こり得る状態です。
そしてこちらがAfter。
このBeforeからAfterへの仕上げる方法が学べるのは、田中先生のセミナーだけです。確かな理論があるから“再現性”も高い。
複雑履歴でも、必要な場所に適切なブリーチを使う“ブリーチコントロール”をとくとご覧下さい!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・複雑履歴+ハイダメージ時のリスク回避方法
・複雑履歴から次回来店に繋がるカウンセリング術
・ムラをなるべく埋めやすいオンカラー薬剤選定
・再現性が高くすぐに使えるバレイヤージュのオンカラー施術
2. 複雑履歴攻略の“鍵”ブリーチコントロール理論
塗布技術の前に、まず理論から整理していきます。
ブリーチをコントロールする秘訣は・・・″型″を固定すること!
(型とは、ブリーチを使う際の“決め事”のようなことです)
ブリーチする際に、使う“薬剤やオキシ”などを毎回同じものにする。
しかし、
より明るくしたい場所や、よりダメージをさせたくない箇所へのアプローチは
型を変化させる必要があります。
ブリーチ剤もオキシも両方変えてしまっては、
・剤を変えたことでどうなったのか?
・何が影響しているのか?
わからなくなってしまいまよね。
基準となる型を決めて、変えたい時は“オキシだけ”と決め事をする!
するとオキシの濃度を変更した場合の差が、ハッキリとわかるようになります。
変化させる所を絞り、それによって変わる反応が明らかになる。
圧倒的にブリーチをコントロールしやすくしております。
田中先生の場合はその型に“ブリーチ剤、オキシ、クリア剤”を固定し
ダメージや用途に合わせ配合量を変えています。
基準となる型を作り、
明確にブリーチをコントロールすことで、「失敗が無くなった」と田中先生は仰っておりました!
3. 適材適所のブリーチ塗布技術
改めてBeforeからご覧下さい。
バレイヤージュ、ハイライトの履歴があり
所々パツっとしたラインが出ていたり!?と、なかなか難しい状態です・・・
ブリーチ塗布では、大きく分けて
→「根元塗布」
→「中間の暗い所塗布」
→「毛先塗布」
→「明るさが足りない場所に追いブリーチ」
という段階で施術を進めます。
箇所に合わせて、強さや時間を設定し
まさに“適材適所”にブリーチコントロールをしてベースを整えていく。
全体で見ると、どこから手をつければ良いのかわからない複雑な履歴も、
部分的に捉え、そこに対して必要なブリーチを使う。
“理論と型”があるからシンプルに考えられるのです。
塗布技術では、何故そのブリーチなのか、ホイルの使用方法など、思考が伴う塗布にご注目下さい。
明日から使える情報が満載です!!
4. 複雑履歴には欠かせない!トナーは何故する?
ブリーチ塗布を終え、流しに入ります。
その際に複雑履歴のお客様に必ず必要なのが″トナー″です。
トナーには色々な目的がありますが、
基本的にはオンカラー前の下準備という意味合いが強い。
しかし!それだけの意味ではなく、
“明度ムラをならすこと”でオンカラーのクオリティーを上げる為と、田中先生。
トナーをする場合は、どうしてもシャンプー台にいる時間が長くなります。
そういった時に“お客様が不快に感じないように”声かけや気遣いを忘れてはいけないと田中先生は仰っておりました。
技術だけでなく接遇の面でも学びが多いですね!
トナーに使うレシピも(複雑履歴攻略に欠かせない)、
本編では公開しているのでお見逃しなく!
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