2021年11月22日
ムラタサダヒロ先生×クレイブリーチ。フルヘッドブリーチから掘り出す”新バレイヤージュ”
こんにちは詩歌です。
最近カメラを習い始めました。
今回は2021年11月16日に放送された
「ファイバープレックスブリーチフェス-DAY3【脱染で描く”新シャドウルーツ”】Supported by Schwarzkopf」
の様子をダイジェストでお届けいたします。
“ファイバープレックスブリーチフェス”とは、
ブリーチを愛する8名の講師がそれぞれの技術を持ってブリーチの魅力を伝えるライブセミナーイベントです。
一口にブリーチテクニックといってもその可能性は無限大で、使い方次第では老若男女、また全ての世代へ提案できるメニューとなります。
3日目のこちらのセミナーでは、アジア人の髪で欧州の人の髪ような風合いを作る”本物の海外スタイル”のパイオニアでもあるthree ムラタサダヒロ先生が登場します。
日本を代表するカラーのスペシャリストが5日間でお送りする夢の”ブリーチフェス”をどうぞお見逃しなく!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ディバイディングラインの正しいなじませかた
・クレイブリーチを使った脱染方法
・ムラタ先生の学びやインスピレーションについて
2. シャドウルーツテクニック
バレイヤージュカラーと言えば、バックコーミングやエアタッチ、毛束をずらしながらブリーチしていくいわゆる部分ブリーチを想像する方が多いのではないでしょうか。
しかし部分ブリーチでシームレスなデザインを作ると言うことは、つまりディバイディングラインには一定のメラニンが残ったままになると言うことです。
そうすると例えば、半年後に根元が伸びてきてブリーチのデザインをリタッチした場合、前回のブリーチのディバイディングラインと、今回のブリーチのディバイディングラインが根元から異なる距離にできてしまいます。
そうなるとオンカラーで色相をコントロールするときに大きな障害になってしまうのです。
そこでムラタ先生のシャドウルーツテクニックは一度フルヘッドをブリーチして、そこからデザインを作っていきます。
3. ブリーチデザイン
繊細に刷毛を使って、デザインの陰影をつけるための下地になるラインを塗っていきます。
こちらもアンダーの色を見極めた上でレシピを決め、根元から順に塗っていきます。
根元が塗り終わった時点で既に、かなり綺麗なグラデーションになっているのがわかります。
ここからベースの暗いところと明るいところの明度、色相差を広げるために、過度なリフトはさせず残留を取り除いていきます。
このときに大活躍となるのがクレイブリーチをはじめ、CMC、PPTと言ったシュワルツコフのファイバープレックスシリーズです。
その名の通り、泥のようにこってりとした質感のブリーチ剤であるクレイブリーチは、ブリーチオンブリーチを想定して作られているため乾燥の恐れが少なく、じんわりと毛の体力はそのままに脱色、脱染が可能です。
またボンドフィクサーはもちろん、比較的新しいボンドプライマーラインのCMC、そしてPPTも今では欠かすことのできないカラーを支えるアイテムとなっています。
今回は毛先のみブリーチしていきますが、繰り返しのカラーで大幅に体力を削られないように、ボンドプライマーはカラーの時必ず使いますと教えてくださったムラタ先生。
ベースメイクだけで既に仕上がりかと見間違えるようなカラーに仕上がっています。
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