2020年06月16日

あなたに染めてもらいたい。指名される理由を1つ増やす立石純也先生の育みカラー

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こんにちは詩歌です。
雨が上がって今日は真夏日となりました。
マスク焼けしないように塗った日焼け止めが、マスクの中で溶け出すのを感じます。
 
 
さて今回は、2020年06月15日に放送された
 

「CANAAN立石純也 – 人生を育む hair color theory 【ハイライト編】」

 
の様子をダイジェストでお届けいたします。
 
 

グラデーションベースのブリーチデザインが流行する現在ですが、今回はブリーチデザインの基礎となるハイライトのセミナーとなります。
 
バレイヤージュやエアタッチ、バックコームなど、毛先をフルブリーチすることは果たしてグラデーションを作るにあたって本当にマストなのでしょうか。
 
お客様のなりたいを叶えるのが美容師の仕事ですが、薬剤を使う以上美容師は常にお客様の髪のダメージと隣り合わせで仕事をします。
目が悪くなってしまったら、歯が虫歯になってしまったら元に戻らないのと同じです。
髪の毛とは切るまで長く付き合っていかなければいけません。
 
 
でも希望の色にしたい!!
 
 
それならば「CANAAN育みカラー」理論を使って髪が遥かに痛まない方法で高明度カラーを育んでみてはいかがでしょう。
 
染めたても色落ちも常に美髪でいられる。
次にまた同じサロンで染めたくなる。
そんな育むカラー、育むハイライトを使って、皆さんも5年10年と長くお付き合いできるお客様の心を掴んでいただきたいと思います。
 
 



 
《立石純也先生とは?》

 
 
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
 
 
 

1. このセミナーでは

☑こんなことが学べます
・CANAAN育みカラーとは
・ハイライトの基本の考え方
・骨格に合わせて安定したデザイニング
・混色ラインの活用術
・メーカー毎の特色
・指名されるスタイリストになるためには
 
 

明るい髪に暗いカラーを施す事は可能ですが、暗い髪を突然明るくするためには強いアルカリが必要です。
強いアルカリでキューティクルを開くと髪には負荷がかかりダメージします。
 
では自然に明るくして派手にならず、でも色味も少し楽しみたい。
とオーダーされたら皆さんはどうしますか?
 
様々な答えがあると思いますが、今回のセミナーで取り上げたハイライトもその答えのうちの一つです。
 
そこで今回は、
・最低限のダメージで
・コントラストのコントロールができて
・自然な仕上がりになる
立石先生の育むハイライトを使って、
 
落ち着いてるけど地味じゃない、これからの季節にもってこいのセミハイトーンカラーを作っていきたいと思います。
 
 

 
 

2. ハイライトのノウハウ

ハイライトといえば、ついチップの深さや間隔を感性で決めてしまいがちですが、一定のルールを設ける事でハイライトがグッと効率的に、そしてバランス良く施術できるようになります。
 
今回はナチュラルなデザインを目指したハイライトなので、全頭で30枚のホイールを使ってブリーチングしていきます。
 
ブリーチは粘性が高く剤崩れしないレシピのものを使う事で、ホイルワークを施した部分を安定して脱色することができます。
 
ここまではシークレットハイライトや普通のブリーチワークでご存知の方も多いかもしれません。
 
 
お待ちかね、ここからが立石式初公開の秘技です。
 
 

 
 
立石先生のハイライトは、極端に「ある事」をさせないことで自然と馴染む色のバランスを保っています。
 
 
その馴染む(一歩間違えば埋もれる)ハイライトでも、全体の印象にとても効果的に働く大きなポイントがありました。
それはハイライトを入れる位置をルール化する事で、効率よく、しかもリタッチ可能なハイライトを入れることです。
そうすることで低コントラストの馴染みハイライトでも、ハイライトの良さである”軽さ”であったり自然な”抜け感”を演出することができます。
 
 

 
 
こうして少ない枚数で効率的にデザインができる為、お客様がブリーチデザインを敬遠される理由であった『筋になり、全体が派手に見え、ギャルっぽくなる』といった心配がなくなります。
 
もちろん限られた枚数しかホイリングしない為時間もかかりません。
 
 

3. 実際のブリーチワーク

早速どのようなスライス、どのようなチップが、どんな印象のハイライトを生み出すのか、実際にウイッグを使って解説していただきました。
 
基本のスライス幅、そして根元に対してどの程度距離を開けてハイライトを入れれば馴染むのか、また暑くなって髪の毛を結んだ時に顔まわりの可愛いを作るハイライトのコツも教えてくださっています。
 
 

 
 
少しハイライトを工夫するだけで、自然と馴染んだ上品なハイライトも作れますし、流行りの鬼滅カラーのようにインナーカラー風のブリーチワークも可能です。
 
恐るべしオールマイティハイライト!!
 
 

 
 
これでブリーチに抵抗のあるナチュラルヘア、グレイヘアグラデーション世代から、ゴリゴリにハイライトを入れたい流行に敏感なイケイケ女子まで、全てのお客様にハイライトの提案をすることができます!!
 
 

4. 今日のオンカラー

美しいハイライトベースができたら次はオンカラーです。
今回は混色ラインを活用してのオンカラーをお届けします。
 
 

 
 
今までのどんな塗り分けよりも簡単にメラニンによる赤み、それによって脱色しても必ず出てくるディバイディングラインを馴染ませる技法をご紹介してくださっています。
 
全ての美容師が頭を抱えると言っても過言ではない、赤やオレンジに出てしまうディバイディングライン。
 
実は簡単に消すことができるのです。
 
 

 
 
そもそもディバイディングラインとは何なのか。
ディバイディングラインは、ブリーチの起点部分で脱色作用が不足しているために赤味やオレンジ味が残って見られる部分のことを指します。
 
つまり脱色作用が不十分だったわけです。
 
ではこのディバイディングラインにどんなカラー剤を使えば赤味、オレンジ味を消すことができるでしょうか。
 
答えは”補色を入れる”ではありません
ヒントは、何かを使って髪の毛のオレンジ味(メラニン)を削る、ということです。
 
これを学んでしまったらもう、混色ラインの明るいアルカリ剤を手放せなくなります。
 
 

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