2021年06月24日
ホワイトカラーのレシピがわかる!?補色の組み合わせとは。
こんにちは!ライターの秋山です!先日10年ぶりに自分の髪を染めてもらい、ブリーチをしてホワイト手前のシルバーっぽい感じに仕上げて頂きました。
個人的にはすごく気に入ってテンションブチ上がってたのですが、家路に着くと嫁からは「田園歌ってそう」、子供からは「じぃじみたい」と散々なレビューを頂きました。食べログで言ったら2.8くらいの評価を頂きました。
雑談もそこそこに。本日のセミナーダイジェストはあっくん先生による、 無彩色剤でごまかさない。補色で作るホワイトカラー【リタッチ & 全体ブリーチ込】をお送り致します!
あっくん先生は1年目でフリーランスになり、年間600名以上のホワイトカラー施術をするスペシャリスト。
そんなあっくん先生ならではのこだわりや熱い思いを少しでも伝えるお手伝いが出来ればと思います。
それでは早速ご覧下さい!
※配信に関しまして、ヘアキャンプでは講師・スタッフの安全に配慮して行なっております。詳しくはこちらをご覧ください。
1. セミナーチャート
・ブリーチベースの作り方
・千切れないホワイトリタッチ
・履歴による的確な補色選定能力
・美容師1年目から独立した22歳のマインド・ブランディング
2. モデルBefore
今回のモデルさんは18Lvの毛先と、前回のリタッチ部分(17Lv)と、新生部1.5cm程度という状態です。
まずは新生部をブリーチリタッチをして、18Lvの毛先も更にブリーチを施します。
なぜ根本のリフトは全体明度よりも低く留めておくのか、なぜセット面ではなくシャンプー台でオンカラーをするのか。
これら全てには意味があるのです。後ほど少し核心に迫ります。
3. ブリーチリタッチ
早速リタッチをしていきます。ブリーチの選定に関しては、かかる塗布の時間でパウダーブリーチとクリームブリーチのMIX比を変えているのだそうです。
クリームブリーチの特性はリフトしていく反応の初速が緩やかということが挙げられます。
そういった特性を活かし、1人塗りの場合や毛量の違いで塗布が終了するまでの時間にズレが生じても仕上がりは同じ明度になるように調整します。
また、クリームが混ざることで粘性が上がり塗布する上でコントロールもしやすくなります。
個人的に驚いたのはこの明度のリタッチでホイルもコットンやペーパーも使わないことです。
一般的にしっかりと明るくしたい場合や既染部にブリーチを伸ばさない為にもこういった類のものを使用したりします。
そこにはあっくん先生のこだわりがしっかりとあります。ホワイト領域までオンカラーするのに19Lv〜19.5Lvを目指します。
しかし、根元に関しては17Lvで敢えて止めるのです。そうすることで次回リタッチする時に新生部より伸ばしてしまっても切れ毛を増やさなくて済むからです。
ホワイト領域の仕上げになるブリーチベースはこの理論で構成していくことで、繰り返しブリーチをしてもダメージが蓄積されにくく切れ毛になりにくいのです。
4. 毛先ブリーチ塗布
毛先のブリーチ塗布はもう1Lv明度を上げられれば良いのでブリーチの選定もその分弱めにします。
18Lvを超えたスーパーハイトーン毛になると、薬剤選定はもちろんのこと、塗布の仕方にも気をつけないと切れ毛を量産してしまうことになります。
中々18Lv以上の髪を更にブリーチする機会というのが無い方が多いかもしれませんが、スーパーハイトーンをターゲットにするとこういった機会は増えていきます。
丁寧でスピーディー且つ綺麗な仕事というのは見ていてとても気持ちが良いです!
根元もチェックしながらしっかりと薬剤をためていきます。
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